概要
たもつ葉子による日本の漫画作品。KADOKAWAの漫画雑誌『月刊Asuka』2015年7月号から連載を開始。その後、2016年8月23日からKADOKAWAのWebコミック配信サイト『コミックNewType』に移籍し完結。全17巻。
2019年には2019年春アニメとしてアニメも放送されていた。
pixivコミックでも一部の話が掲載されている。
あらすじ
妖怪、精霊、神々、これら一般の人間には感知されない超常的存在、通称「アナザー」。一般的に「オカルト」とも受け止められるこれらを認識し、監視及び起こす現象に対応する公務員の特殊な部署「夜間地域交流課」が東京の各区画に配置されていた。
これは、都内でのオカルトが関係するとされる事件に対応する夜間公務員の物語である。
登場人物
宮古新(みやこ あらた)
主人公。新宿区役所夜間地域交流課職員。22歳。自分でも気づかぬ内にアナザーの言葉が分かる「砂の耳」という特殊能力を持っていた。
榊京一(さかき きょういち)
新宿区役所夜間地域交流課業務リーダー。酒と女が好きな元ホスト。アナザーに攫われた姉の行方を捜している。
姫塚セオ(ひめづか セオ)
声 - 入野自由
新宿区役所夜間地域交流課職員。38歳。ブルーグレーの瞳をしており、本当は金髪に近い茶髪を趣味で黒く染めている。一見女性と見まごうほどの容姿の元イギリス人。
仙田礼二(せんだ れいじ)
声 - 遊佐浩二
新宿区役所夜間地域交流課課長。37歳。セオと同期。
狩野一悟(かのいち さとる)
声 - 櫻井孝宏
東京都庁「夜間文化環境局」職員。古くからの陰陽師の家系。左眉に大きな傷がある。
アナザーは排除すべきと考える冷徹な性格で、新の「砂の耳」の事を信用していない。
声 - 土岐隼一
新のことを「晴明」と呼んでつきまとうアナザー。
アステカ神話に伝わる、自身の暇を潰すために気まぐれに争いを起こさせる災いの神。名前は現地の言葉で「老いたコヨーテ」という意味をもつ。
アニメスタッフ
- 原作 - たもつ葉子
- 監督 - 渡邊哲哉
- シリーズ構成 - 樋口達人
- 助監督 - 大石康之
- オカルト考証 - 三輪清宗
- キャラクターデザイン - 伊藤依織子
- アナザーデザイン - 伊藤依織子、鈴木勘太
- プロップデザイン - 伊藤依織子、江上夏樹
- 美術設定 - 青木智由紀、イノセユキエ、泉寛
- 美術監督 - 三原伸明
- 色彩設計 - 小野寺笑子
- 撮影監督 - 田村仁、姫野めぐみ
- 編集 - 吉武将人
- 音響監督 - 鶴岡陽太
- 音響効果 - 山谷尚人
- 音楽 - Evan Call
- 音楽制作 - ポニーキャニオン
- プロデューサー - 田村淳一郎、加藤友季子、陳依依、佐藤史子、井上弘美、徳村憲一、中東豊和、里見哲朗、有水宗治郎、北澤史隆
- アニメーションプロデューサー - 柴宏和
- アニメーション制作 - ライデンフィルム
- 製作 - 「真夜中のオカルト公務員」製作委員会
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