概要
DQシリーズの外伝作品の1つ『ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔』のにおけるプレイヤーの"分身"となるキャラクター。
特に決まった名前はない。物語が始まった直後に16歳の誕生日を迎える。
物語が始まる5年前、アルソード王国を恐怖のどん底に叩き落とした魔王ジェイムを女王ヒルダ、フォルグらと共に倒した英雄の1人であるバウドの1人息子。
父親譲りのずば抜けた剣術の才能を持っており、様々な武器を手にしただけでその武器に秘められた力を引き出し、数々の必殺技を会得することが出来る。
なお、彼自身は純粋な戦士である為、魔法系統の技を使用することは出来ないが、習得する数々の必殺技は魔法剣じみた物が多く、採取的には『ギガスラッシュ』や『ギガブレイク』まで習得することが出来る。
なお、彼の母親はバウドに愛想をつかして出奔してしまっており、そんな彼女に変わって酒場で酔いつぶれてた父を迎えに行くなどの家庭的な一面も垣間見える。
ちなみに、王冠を被ったプリズニャンにしか見えないメダルにゃんと意思疎通ができる唯一(?)の登場人物だったりする。
余談
DQシリーズの主人公は終始画面に映りっぱなしであるが、本作の彼は一人称視点で進行する作品である為、オープニングとエンディング、そして一部のイベントでしかその姿を画面に現さない。
その一方で、彼はWiiリモコンを使う事によってのみ攻撃や防御を行うゲームの仕様状、運動不足なプレイヤーは疲労と筋肉痛に苛まれるという剣神ドラゴンクエストの主人公並みに現実世界に影響を及ぼすことが出来る人物である。
ちなみに、ソードの他のパーティーメンバーは皆いずれもラスボスである魔王ジェイムに愉快因縁を持つ者ばかりで構成されている。
主人公もかつて魔王を封印した者の息子というRPGの定番である設定を持ってはいるのだが、よりにもよってその魔王を封印した張本人の1人であるバウドがパーティーメンバーに加わっている為、彼の影に隠れがちでどうにも目立っていない印象が強い。
さらに、仲間達がボイス付きで喋る事や、前述の主人公が画面にあまり映らないという事も加わって、シリーズでもトップクラスに目立たない人物となってしまっている。