シャイニングドリーム
しゃいにんぐどりーむ
「想いを咲かせる奇跡の光!」
概要
映画『YES!プリキュア5GoGo!お菓子の国のハッピーバースディ♪』で登場したキュアドリームのパワーアップフォーム。
それまでの映画でもスーパープリキュアとしてパワーアップフォームは登場していたが、それらは基本的なコスチュームにパーツを少しくっつけたようなものであり、キャラクターの印象を大きく変えるものではなかった。しかしシャイニングドリームはモチーフそのものがキュアドリームとは異なっており、全くの別デザインといっていい(キュアドリームは「薔薇」、シャイニングドリームは「天使」をモチーフとしている)。強化形態への二段変身で大規模なフォームチェンジを行った初の例である。
(これ以前でも、『ふたりはプリキュアSplash☆Star』におけるキュアブライトとキュアウィンディへのフォームチェンジはさらに過激に外見変化していたが、これらは「今までとは全く別のプリキュア」に変化するものだったのに対して、シャイニングドリームの場合はキュアドリームの純然たる強化形態である)
変身には、劇場にいる良い子達と、大勢のミラクルライトによる応援が必要。
なので、TV本編には登場しない。『Yes!プリキュア5GoGo!』の最後の敵である「館長」を倒す時には使えなかったのである。
(代わりにミルキィローズと仲間たちの最終奥義の合体技で対処した。)
後の映画『プリキュアオールスターズDX2』『プリキュアオールスターズDX3』でもキュアドリームのレインボー化として登場した。
初登場した映画『お菓子の国』では、ムシバーン相手にシャイニングドリームの姿で剣での戦いを見せている。
プリキュアシリーズで剣戟アクションは珍しいので必見である。
映画『お菓子の国』以降、プリキュアの単独映画作品では必ずパワーアップフォームが登場し、それに変身できるのはメイン主人公のみであるという状況が途切れずに続いている。この点も『プリキュア5』がピンクチームという概念を作り出した中興の祖であることがわかる。
(※「単独映画作品」とは、プリキュアオールスターズではなく、TVシリーズの映画版という意味)