勇者ライディーン
ゆうしゃらいでぃーん
1975年に放送されたロボットアニメ。近年(2010~)本作を原案とした漫画「ゴッドバード」作中に登場した。
概要
1975~76年まで放送されていたロボットアニメ。企画は東北新社。
1万2千年前にムー大陸を滅亡させた妖魔帝国と、そのムーの残した巨大ロボット・ライディーンを受け継いだ青年・ひびき洸の戦いを描いた物語。
いわゆる「美形悪役」の登場する作品のハシリであり、世界初の女性ファンクラブ設立に至ったロボットアニメとしても有名。
エキゾチックなデザインのライディーンや安彦良和の妖艶なキャラクターデザイン、そしてオカルト要素を上手く活かしたストーリー展開から人気を博した。これはマジンガーZを越えるものを求められたためであり、結果それまでのロボット作品にはなかった新機軸を生み出すこととなった。
前半のシーズンを富野由悠季、後半のシーズンを長浜忠夫がそれぞれ監督を務めているが、これはスポンサーサイドの要求と製作サイドの要求に答えきれず責任を取る形で富野が降板させられてしまったためである。しかし、長浜と制作陣の頑張りによってライディーンという物語は却って明朗快活なモノになり、富野も長浜の製作姿勢に大きな影響を受けることとなった。監督交代が作品をブラッシュアップした希有な作品であるとも言える。
ストーリー
1万2000年前にムー帝国を滅ぼした妖魔帝国が現代に復活!「悪魔の時代の完成」を達成するために世界を混乱と恐怖に落としいれんと活動を開始したのだ。
しかし、希望の光は潰えていなかった。考古学者を家族に持つひびき洸は古代ムー帝国が残した最後の希望ライディーンと接触し、妖魔帝国の魔の手から世界を守るため、そして囚われた家族を救うため戦うことを決意する!
関連イラスト
メカニック
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