キハ25
きはにじゅうご
キハ25は気動車の形式である。ただし「キハ25」を名乗る形式は2つ存在している。
この形式には2種類存在し、国鉄キハ25形および、JR東海キハ25形の二種類が存在する。
国鉄キハ25形
この車両は1957年から1962年にかけて国鉄が製造した、キハ20系の暖地向け片運転台車、キハ20の片方の運転台を撤去し、座席にしたものと思えばよい。
しかし片運転台がネックとなり柔軟な運用には向かず(車両の単行ができない、転車台が必要となる)、老朽化していたこともありJRや中小私鉄には継承されず1987年までに全廃となった。
JR東海キハ25形
JR東海の一般型気動車。2010年度に登場した。
313系とほぼ同一の車体を用いており、313系の気動車バージョンともいえる標準タイプのローカル用車両である。見た目や内装も313系と変わらない。
トイレのある車両とない車両で2両編成を組んで運用される。