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夕雲の編集履歴

2015-07-26 00:48:03 バージョン

夕雲

ゆうぐも

雲の一種。 または日本海軍の駆逐艦と、それをモチーフにした『艦隊これくしょん』のキャラクター。

夕雲とは

  1. 夕方に立つ夕焼けで赤く染まった雲。類語に夕焼け雲
  2. 日本海軍の駆逐艦「夕雲」
  3. 2をモチーフにした『艦隊これくしょん』のキャラクター

本項では主に2と3について記述する。


図鑑データ

艦名夕雲
図鑑No133
艦級夕雲型1番艦
艦種駆逐艦
CV竹達彩奈
イラスト藤川

「夕雲型一番艦、夕雲、着任しました。提督、甘えてくれても、いいんですよ?」


概要、本気で行くわ!

2013年9月18日のアップデートで、秋雲と共に実装された艦娘

夕雲型駆逐艦の一番艦、つまり長女である。

基本的に駆逐艦娘での姉妹艦同士の上下関係は曖昧になりやすい傾向にある。つまり姉と妹という関係ではなく、友人のような対等な関係を築いているのがほとんどだが、夕雲はそんな駆逐艦娘の中にあっても珍しく長女として姉妹艦たちに慕われている稀有な存在でもある。


2013年12月~2014年1月に開催された「迎撃!霧の艦隊」イベントの比較的難易度の低い海域でドロップしたことから、それ以前に着任していた提督は彼女に会うことが出来た人も多いが、、通常海域でのドロップは今のところ2-5、4-2、5-1、5-2、5-3、5-4の各ボスでしか報告されておらず、建造でもまだ出現しないため、入手は難しい。


容姿、開始よ。

センシティブな作品

膝くらいまである緑の長い三つ編みアホ毛、チロっと出された舌、唇の左下にある黒子が特徴。

また前髪パッツンで瞳の色はエメラルドグリーンである。


服装は夕雲型に共通する、白のブラウスから赤紫色のミニスカワンピを着用し、首元にエメラルドグリーンのリボンをし、下は白いストッキングハーフブーツを履いている。


艤装も夕雲型同様に煙突と電探をダークグレーの二本の肩掛け紐で背負い、連装砲を左手に盾のように保持し、両ふくらはぎに4連装魚雷管を一基づつ装備している。


中破時は駆逐艦娘にしては露出が激しくノーブラ。潮や浜風程ではないが胸はある方。下は薄紫色の下着を着用している。


性格は……、好きよ?

その容姿やポーズから小悪魔っぽい性格に見えるが、実は面倒見のよい心配性

お淑やかな口調と常に提督を心配する母性的とも言える態度が目立つ一方、時に子供っぽく無邪気に振る舞う姿から、一部の提督からはダメ提督製造機とも呼ばれている。

「甘えてくれても、いいんですよ?」

MVP時の「提督、私を選んで良かったでしょう?」というなど、その間柄はもはや夫婦の領域。提督LOVE勢の一人でも在る。

ただ周りの目を気にするタイプらしく、シスコン巻雲には提督との関係を勘違いされたり提督なみに積極的にスキンシップされたりなどで若干悩まされている様子。


メディアミックスである公式4コマでは大きくキャラチェンジして少し高飛車なガチシスコンとなり、妹の巻雲を猫かわいがりしており、妹の長波から変人扱いを受けてしまっている。あの巻雲のブカブカ服装も彼女の指定らしい。

ブラウザ版では巻雲が夕雲に依存してるような節もあり、漫画版とブラウザ版で人間関係が逆になっている珍しいパターンである。

というより、他のメディアミックスでもここまでキャラ崩壊している夕雲も珍しい。

ただし、最近では吹雪たちに対して面倒見の良さを見せる場面も増えてきている、


主力of主力性能、出ます!

同時実装の秋雲に比べ運が低めであるが、駆逐艦の中では標準かもしくはちょっと上。

また回避が雪風島風に次ぐ高さ。対潜に至っては駆逐艦トップレベルである事など、基本的に初期値が高い。

最終値でも誤差程度ではあるが、耐久と装甲以外はトップクラスである。

駆逐艦娘の中でもコストパフォーマンスに優れる部類であるため、特に拘りがなければ駆逐艦運用時に積極的に使うことを推奨する。


改造レベルが地味に高いので注意。だが改造すると駆逐艦に装備できる電探として(中盤まで)重宝されている「22号対水上電探」を持ってきてくれる。


提督、関連イラストを選んで良かったでしょう?

ちびゆうぐも.

提督をすごく心配する夕雲無題


軍令部からの関連タグです。ご覧になってくださいね。

艦隊これくしょん 秋雲

駆逐艦娘 夕雲型 巻雲 風雲 長波 巻波(駆逐艦) 高波 大波(駆逐艦) 清波(駆逐艦) 玉波(駆逐艦) 涼波(駆逐艦) 藤波(駆逐艦) 沖波(駆逐艦) 岸波 朝霜 早霜 秋霜 清霜


史実

旧日本海軍の駆逐艦の1隻、夕雲型の1番艦。太平洋戦争開戦3日前の、1941年12月5日に舞鶴海軍工廠にて竣工した。

竣工数カ月にして、南雲機動部隊の空母郡を護衛するために編成された長良旗艦の第十戦隊の第十駆逐隊で旗艦の秋雲や姉妹艦の巻雲・風雲と一緒になり、ともにミッドウェー海戦に参加した。

だが海戦は惨敗。第十駆逐隊は最後まで戦闘力を維持していた空母「飛龍」の直衛および被弾後の救援活動に従事した。

その後の第三艦隊が編成され、ソロモンの激戦に投入され空母の直衛を務めた他、ガダルカナル島への鼠輸送にも従事した。

夕雲は、ガダルカナル島からの撤退作戦(ケ号作戦)にも参加している。この時の第一次作戦では、エスペランス岬へ接近する途中で触雷し航行不能となった巻雲の全乗員を収容した上で雷撃処分を行った。

整備で後方に下がった際に、北方遥かキスカからの撤退作戦にも参加した。

その後再びソロモンに戻ったが、1943年10月6日、第二次ベララベラ海戦でアメリカ海軍第42駆逐群

と交戦。敵戦隊を先んじて発見していたのだが、指揮官の伊集院大佐は敵の識別を慎重に行ったため、米艦に機先を制されてしまった。

秋雲(旗艦)、風雲、夕雲、磯風、時雨、五月雨からなる夜襲部隊の中で夕雲は真っ先に反撃をし、魚雷を発射すると同時に砲撃を開始した。この魚雷は敵の二番艦「シャヴァリア」に命中し、その行き足が鈍ったところに後続していた「オバノン」が突っ込んで艦首大破。結果的に敵駆逐艦二隻を大破させる戦果を上げた。

だが夕雲も敵雷撃を受けて大破炎上し、そこに敵の攻撃が集中して撃沈されてしまう。

この時、図らずも夕雲に被害が集中したため、他の艦はほとんど攻撃を受けずに済み、敵の撃退に成功。この隙に、別働の撤収部隊がベララベラ島に到着し、救援を待っていた陸海軍部隊の収容に成功した。つまり夕雲はこの作戦における唯一の損失艦にして、最大の武功艦とも言える働きをした。


ちなみに駆逐艦長大迫東中佐を初めとして乗員の大半は戦死したが、海戦の最中に「風雲」が何名か救助し、アメリカ魚雷艇に78名が救助された。しかし、捕虜となった水兵の一人が米兵から機関短銃を奪い取って銃撃戦となり、結果的に巻き込まれた日本兵8名が死亡している。

また機関長以下25名は、自分たちが撃沈したシャヴァリアのものと思しき無人のカッターを分捕り、ブーゲンビル島へと向かった。途中で米軍魚雷艇に発見され降伏勧告と救助の申し出を受けるも、「撃つなら撃て」と自ら身を曝し、それを拒否。その行動に胸を打たれた米軍魚雷艇の船長は自分たちの水と食料を彼らに分け与え、その場を去ったという。その後、1日半経ってから彼らはブーゲンビル島・ブインに無事到着した。

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