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曖昧さ回避編集

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概要編集

ガダルカナル島は(国家としての)ソロモン諸島最大の島で、ソロモン・アイランズイギリス連邦)の首都ホニアラもある。

太平洋戦争中、日本軍アメリカ軍がこの島のヘンダーソン飛行場(現・ホニアラ国際空港)を巡って激戦を交わしたことで知られる。

日本軍は22,493人が死亡し、15,000人程が餓死・病死とされ、「餓島」と呼ばれた。


ガダルカナルの戦い編集

太平洋戦争中、日本海軍アメリカ合衆国オーストラリアの分断(米豪遮断作戦)のためポートモレスビー基地攻略(珊瑚海海戦)を試みたが失敗。続くミッドウェー海戦では主力4空母を失ってしまった。

空母機動部隊を使用せずにニューカレドニア方面の制空権を確保するためにガダルカナル島に進出し、航空基地の建設を始めたが、稼働する寸前の1942年8月7日、アメリカ海兵隊が先手を打って占拠し、ヘンダーソン飛行場とした。

日本側もすぐに艦隊を送り込み(第一次ソロモン海戦)、空襲を行い、陸軍部隊を送り込んだが、近隣の拠点ラバウル基地からは遠すぎ、零戦の航続距離でも往復するのがギリギリであり、ヘンダーソン飛行場を持つアメリカ軍が制空権を確保した。

日本軍の輸送船は航空攻撃で次々と沈められ、上陸した部隊にもまともに補給は無く、飢餓に苦しめられた。

海軍は幾度となくガダルカナル島周辺で海戦を行い、陸軍も複数の師団や航空部隊をつぎ込んだものの、ついに撤退を決定、1943年2月7日、引き揚げを完了した。この時、「撤退」という敗北を示す語を嫌って初めて使用されたのが「転進」である(いわゆる大本営発表の例)。

この後、日本軍はソロモン諸島を北に追い上げられていくことになる。


関連タグ編集

鉄底海峡アイアンボトム・サウンド)……ガダルカナル北側の海域。数次の海戦が行われ船の沈没が相次いだ。

コンバットロン……『トランスフォーマー』シリーズの用語。『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』第53話「スタースクリーム軍団」にて、ガダルカナル島に放逐されたスタースクリームが、デストロン反逆者のパーソナルコンポーネント(人格を司るパーツ。人間で言えば脳に近いか)を島内で放棄された旧日本軍やアメリカ軍の兵器に移植したことで誕生した部隊。

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