概要
鉄底海峡。サボ島、フロリダ諸島とガダルカナル島の間の海峡。
太平洋戦争中、ヘンダーソン飛行場を巡る日米両海軍の衝突の舞台となり何度も海戦が行われた。
アイアンボトム・サウンドで起きた主な海戦
第一次ソロモン海戦(1942年8月9日)
サボ島沖海戦(1942年10月11~12日)
第三次ソロモン海戦(1942年11月13~15日)
ルンガ沖夜戦(1942年11月30日)
フロリダ沖海戦(1943年4月7~15日)
多数の艦艇が周辺海域に沈み、鉄(沈没船)で海底が埋め尽くされたことが名の由来である。轟沈必至の激戦地であった。
『艦隊これくしょん』において
2013秋イベント「決戦!鉄底海峡を抜けて!」のE-4海域にこの名前が付けられ、ボスである飛行場姫(リコリス・ヘンダーソン)に心折られた提督は多い。最終マップE-5よりも難易度が高いと言われたほどである。
その仕様、クリア報酬の魅力などから捨て艦戦法が多用され、まさにアイアンボトム・サウンドと呼ぶに相応しい様相を呈してしまった。
飛行場姫との過酷な戦いが描かれた小説「鶴翼の絆」2巻でも「アイアンボトム・サウンド」の呼称が使われている。
2015年夏イベント「反撃!第二次SN作戦」のE-4海域は、再びアイアンボトム・サウンドが舞台となった。BGMも同じである。
ボスは同じく飛行場姫であり、主に強力な水上艦隊が待ち構えるルートか、夜戦マスを抜けるルートかを選ぶことになる。
とはいえ、
- ゲージ回復が無く、一気にクリアしなくてよい。
- サーバーが当時とは比較にならないほど安定しており、猫ることがほとんど無い。
- ルートが完全固定可能で、お仕置き部屋に逸れることがない。
- 夜戦装備が充実し、ある程度は敵艦のカットイン発動率を抑制できる。
- 夜戦が嫌なら昼戦のみのルートを進める。
- ボス戦は昼戦開始で、自分の選択で夜戦に移行できる。
…等々、2013秋と比べれば大幅に簡単になった。
※ただし、拡張作戦E-7のラスボス防空棲姫の強さと仕様は尋常では無かったが…
アニメ艦隊これくしょん(劇場版)では艦娘たちの艤装が使えなくなるという現象を引き起こす「変色海域」と呼ばれる血の様な赤い海域が広がる中心点として登場し、アイアンボトム・サウンドへの侵入が作戦目標となった。