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サボ島沖海戦

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さぼとうおきかいせん

1942年10月11~12日にかけて行われた日米海軍の海戦。連合国側では「エスペランス岬沖海戦」と呼ばれる。

概要

サボ島ガダルカナル島北端から14kmほどの海上にある小さな火山島で、周囲はアイアンボトム・サウンドでも特に沈没艦が多い。

1942年10月11日の夜、日本海軍ガダルカナル島への重火器輸送を企図し、その支援のためにヘンダーソン飛行場に対し艦砲射撃を行うこととなった第六戦隊と、迎撃に出たアメリカ海軍第64.2任務部隊とがサボ島北東沖で遭遇した。

日本側は五藤存知少将(第六戦隊)が味方輸送艦と誤認し「ワレアオバ」の発光信号を送って先制攻撃を受け、重巡洋艦古鷹」、駆逐艦吹雪」が沈没するなど大損害を被った。

アメリカ側もノーマン・スコット少将(第64.2任務部隊)が敵味方の判断に迷っている間に通信内容の誤解から戦端が開かれるなど混乱があったが、アメリカ海軍の太平洋戦争における初の夜戦での勝利となった。

10月12日、「古鷹」乗員の救援へ向かった駆逐艦「叢雲」がアメリカ軍の空襲を受け、大破して漂流。叢雲乗員の救援に向かった駆逐艦「夏雲」も空襲を受けて沈没。日没後に「叢雲」も沈没した。

輸送部隊のガダルカナル島への揚陸作業は完了し、物資輸送という日本海軍の目的は達成された。

艦隊これくしょん」の「サブ島沖海戦」

通常海域屈指の高難易度海域といわれる5-3「サブ島沖海域」は「サボ島沖海戦」がモチーフ。

ただし、「主人公」である吹雪、初期選択艦のひとりである叢雲など多数のゲーム登場艦が関わっている海戦にもかかわらず、ゲーム中ではほとんど言及がない。

コミカライズ版では「青葉先輩はサボっちゃダメです」などネタにされている。

※メイン画像はゲーム「艦隊これくしょん」のキャラクターを用いた図解。

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