半神
はんしん
半神とは、神話・伝説に登場する超常的存在の一種である。
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神と他の種族とのハーフである。半神の片親は人間であることが多い。
ワルキューレやニュンペーのように神性は持っているが、高位の神々ほどでない者も「半神」と呼ばれる。
「半」とは半分、つまり50パーセント、という意味であるが、神の血を引いていればギルガメッシュのように3分の1が人間、という人物も「半神」と呼ばれることがある。
イエス・キリストは100パーセント神であると同時に100パーセント人であるとされ「半神半人」ではない。
各神話の半神
ギリシャ神話
クレタ文明、ミュケナイ文明時代に書かれている歴史上(神話上)での都市共和国の首長や、登場人物ほぼ全てが神々と神と何らかの関係あり該当する。BC800年辺りまでの各都市共和国の歴史辺りで『実在の人物の政治家・登場人物』に焦点が変わってくる。
ケルト神話
朝鮮神話
メソポタミア神話
半神とされた歴史上の人物
創作の半神
半神を主題とする作品
半神(漫画)
萩尾望都による短編漫画。
(以下のあらすじではカッコ内が舞台版の設定)
あらすじ
主人公は腰で身体が繋がっている結合双生児(シャム双生児)の少女
高い知能を持つが、やせ衰えた醜い容姿の姉ユージー(舞台版ではシュラ)と、
美しく愛らしい容姿だが、赤ん坊なみの知能しか持たない妹ユーシー(マリア)の双子の姉妹。
愛らしい姿に人々の注目と愛を独り占めする妹。
高い知能を持つがゆえに、姉は【妹と言う存在】に苦しめられる。
1つの身体を共有し成長してきた二人だったが、年齢が上がるにつれ身体に負担がかかり、二人は衰弱してしまう。
このままでは2人とも死んでしまうが分離手術をすれば命が助かる。
ただその場合、どちらか片方しか生き残れず、もう一人は死んでしまうのだ。
13歳(10歳)のある日、分離手術を行う事になった二人は・・・・・・。