バレエダンサー
ばれえだんさー
概要
バレエダンサー(英 : ballet dancer)とは、バレエを踊ることで収入を得て生活している者の総称。女性はバレリーナともいう。
バレエダンサーとして活動するにはまず各所のバレエ団と契約をし所属することである。
もちろんいきなりバレエ団に入れるわけではなく、幼少時からバレエ教室に通いレッスンを積み、コンクール等で実績を積んで行くことになる。通っている教室がバレエ団の付属であればそこから入る道もある。しかし、バレエ教室は発表会に出るにも多額の費用がかかり、衣装経費など経済的な負担が非常に大きく、親の負担も大きいため小学生のうちに辞めてしまう者が圧倒的に多い。
またある程度続けた者でもタンゴやストリートダンス系など他ジャンルダンスや新体操等のスポーツに転向する者も少なくない。しかしバレエで培った、柔軟性を伸ばすトレーニング法がジャンル転向後も活きて来るケースも多く、バレエ経験者がレゲエダンスの世界大会で上位を得たり、過去にはウクライナのラリサ・ラチニナのように体操でメダリストとなったケースもある。
また、バレエ団の応募要項には身長制限があることが多く、女性でも160cm以上が必要とされることが多い。このため怪我や経済的な問題がなくても身長が伸びずプロを断念する者もいる。
日本ではバレエダンサーが経済的にまだ恵まれないことが多く、バレエ団に入れてもアルバイトをしながら活動している者も多い。非常に体力の必要な仕事であるため40代前後で引退し、指導者になったり知名度が高い場合はタレントや女優になる者もいる。
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外部リンク
- バレエダンサー(Wikipedia)