映画Go!プリンセスプリキュア
えいがぷりんせすぷりきゅあ
※3本立てのため、本記事は分岐・転送記事として扱いますので、詳細は各リンク先記事をご参照ください。
史上初の3本立て
この『映画Go!プリンセスプリキュア』はシリーズ史上はじめて、3つのストーリーで構成される。
テーマは共通して『ハロウィン』で、(おばけ嫌いのみなみがどんなリアクションをとるのか…)オールスターズ映画『春のカーニバル♪』に引き続き、「歌」「ダンス」「ファッション」をモチーフにストーリーが展開されるもよう。
Go!プリンセスプリキュアの企画担当である鷲尾天は、『3本立て』になった経緯を「春のオールスターズ映画のようにもう少しいろいろなことを盛り込んで賑やかなことはできないか、というのが出発点」と語っている。
単純にストーリーが異なるという話ではなく、後述するように3本でそれぞれ絵柄がまるっきり異なるので、3本立てでないとできない企画になっているのは間違いない。
鷲尾は特に「プリキュアの3DCGでちゃんとストーリーのあるものを描くこと」を将来のためにも必要なこととして目的意識にあげており、その上で子供達に「いつもと違う」と拒否感を持たれずにいれるかどうかの大きなチャレンジと語っている。この3本立てはセルアニメ作品と3DCG作品が混じっているので、どうしてもその比較は際立つだろうが、それも覚悟あっての構成だとしている。
7月1日に各HP及びSNSで発表され、当作のHPも開設された(下記リンク参照)。
また第28回東京国際映画祭でのワールドプレミアが決定され、10月24日に本公開に先駆けて上映された(プリキュア映画ではドキプリ映画版に次いで2作目)。
こちらは恒例
TV本編22話から登場する『キュアスカーレット』が(オールスターズを含め)プリキュア映画初登場となる。
またプリキュア映画にミラクルライトが2作ぶりに復活することになり、中学生以下の入場者にはミラクルプリンセスライトがプレゼントされる。
さらにプリキュア恒例のパワーアップフォームも登場し、今回は4人全員が「モードエレガント・ハロウィン」になる(プリキュア映画の単独作品映画版でメンバー全員がパワーアップフォームになるのは2010年公開のハトプリ映画版以来となる)。
各ストーリー
※各ストーリーの詳細は各記事を参照ください。
『パンプキン王国のたからもの』
メインストーリーその1。パンプキン王国を舞台に、捕らわれのお姫様を助けるためにプリキュアたちが立ち上がる。従来同様、セル画での制作なので、TVのいつもの絵柄の延長となる。作画監督は香川久。
『プリキュアとレフィのワンダーナイト!』
メインストーリーその2。 昼を失った夜の国に暮らすレフィ姫(CV:上垣ひなた)と共に、プリキュアたちが昼を取り戻すべく戦う。CGアニメーションで制作されるが、これは2011年に公開された『プリキュアオールスターズDX3Dシアター』以来となる。CGアニメーションは宮本浩史率いるいつものTVのED映像の制作チームが作っており、EDのダンスCGの絵柄でドラマ仕立てのお話をやると考えれば良い。
『キュアフローラといたずらかがみ』
セリフなしのショートストーリー。CGアニメーションで描かれ、SDサイズのキュアフローラが、かがみの中のいたずらお化けとキュートなやりとりを見せる。プリキュアのSD化はグッズやコミカライズでは例があるが、映像化されるのは史上初。
上映順番について
記載は公式サイトや予告PVでの紹介順に従っているが、上映順番は『キュアフローラといたずらかがみ』→『パンプキン王国のたからもの』→『プリキュアとレフィのワンダーナイト!』となる。
『プリキュアの父』鷲尾天プロデューサーのコメント
真っ向勝負の感動的冒険長編、フルCGノンストップアクションストーリー、そしてフルCGSDキャラの3本立て。
「歌」「ダンス」「ファッション」というエッセンスを取り込み、10年を超えたシリーズの新たなる挑戦の形をみなさんにお届けしたいと思います。 幅広い世代のみなさんに楽しんでいただくことができると確信していますので、応援よろしくお願いいたします。ミラクルライトもたくさん振ってくださいね!(東映アニメーション・Go!プリンセスプリキュアHPより)