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映画Go!プリンセスプリキュア

えいがぷりんせすぷりきゅあ

2015年10月31日公開の『Go!プリンセスプリキュア』単独映画。正式なタイトルは『映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』。
目次 [非表示]

※3本立てのため、本記事は分岐・転送記事として扱いますので、詳細は各リンク先記事をご参照ください。

概要編集

史上初の3本立て編集

この『映画Go!プリンセスプリキュア』はシリーズ史上はじめて、3つの別々のストーリーで構成される「3本立て」の映画である。

それぞれのストーリーのテーマは共通して『ハロウィン』で、(おばけ嫌いのみなみがどんなリアクションをとるのか…)オールスターズ映画『春のカーニバル♪』に引き続き、「歌」「ダンス」「ファッション」をモチーフにストーリーが展開される。

単純に3つのストーリーが上映されるという話ではなく、後述するように3本それぞれにまるっきり違う映像演出が使われているのが特徴。(映倫の審査も、独立した作品として個別に行っている。)

メインストーリーとなる長編はいつものプリキュア映画のノリだが、同時上映の残り2本は3DCGを駆使して今までのプリキュアにはなかった新鮮な視聴体験を与える作品となっている。


Go!プリンセスプリキュア』の企画担当である鷲尾天は、『3本立て』になった経緯を「春のオールスターズ映画のようにもう少しいろいろなことを盛り込んで賑やかなことはできないか、というのが出発点」と語っている。

鷲尾は特に「プリキュアの3DCGでちゃんとストーリーのあるものを描くこと」を将来のためにも必要なこととして目的意識にあげており、その上で子供達に「いつもと違う」と拒否感を持たれずにいれるかどうかの大きなチャレンジと語っている。この3本立ては2Dアニメ作品と3DCG作品が混じっているので、どうしてもその比較は際立つだろうが、それも覚悟あっての構成だとしている。


こちらは恒例編集

TV本編22話から登場する『キュアスカーレット』が(オールスターズを含め)プリキュア映画初登場となる。

またプリキュア映画ミラクルライトが2作ぶりに復活することになり、中学生以下の入場者にはミラクルプリンセスライトがプレゼントされる。

さらにプリキュア恒例のパワーアップフォームも登場し、今回は4人全員が「モードエレガント・ハロウィン」になる(プリキュア映画の単独作品映画版でメンバー全員がパワーアップフォームになるのは2010年公開のハトプリ映画版以来、映画版限定フォームとなるとシリーズ初となる)。


その他編集

タイトル発表は7月1日に各HP及びSNS上で行なわれ、同日にHPも開設された(下記リンク参照)。

その後、第28回東京国際映画祭でのワールドプレミアが決定され、10月24日に本公開に先駆けて上映された(プリキュア映画ではドキプリ映画版に次いで2作目)。


なお、長らく東映アニメーション制作作品を中心に様々なアニメ作品のアフレコ等収録を行ってきた「タバック新宿スタジオ」は、この映画の収録を最後に閉鎖となった。

3本中どれが最後の収録となったかは不明だが、『キュアフローラといたずらかがみ』は台詞なしであり、中編『プリキュアとレフィのワンダーナイト』はプレスコ形式で、2015年5月までに収録されたと証言されているため、長編『パンプキン王国のたからもの』が最後である可能性が高い。


各ストーリー編集

※各ストーリーの詳細は各記事を参照ください。

上映順番は『キュアフローラといたずらかがみ』→『パンプキン王国のたからもの』→『プリキュアとレフィのワンダーナイト!』。

なお以下の記載は、公式サイトや予告PVでの紹介順に従っている。

パンプキン王国のたからもの編集

今回の3本立てのメイン扱いとなっている50分の長編。パンプキン王国を舞台に、捕らわれのお姫様を助けるためにプリキュアたちが立ち上がる。従来同様、2Dデジタルでの制作なので、TVのいつもの絵柄の延長となる。監督は座古明史、作画監督は香川久と『フレッシュプリキュア』のメインスタッフの再結集という形になっている。

プリキュアとレフィのワンダーナイト!編集

20分の中編作。 昼を失った夜の国に暮らすレフィ姫(CV:上垣ひなた)と共に、プリキュアたちが昼を取り戻すべく戦う。フル3DCGアニメーションで制作されるが、これは2011年に公開された『プリキュアオールスターズDX3Dシアター』以来となる。監督及びキャラクターデザインは本作の後期EDのモデリングを担当する宮本浩史であり、映画公開時におけるTV本編でのEDCGのキャラたちがそのままの絵柄でドラマ仕立てのお話をやると考えれば良い。

キュアフローラといたずらかがみ編集

実験的要素の強い5分のショートアニメ。こちらもフル3DCGアニメーションで描かれるが、『プリキュアとレフィのワンダーナイト!』とは異なり登場キャラクターがキュートなSDサイズで描かれる。セリフは一切なくキャラクターのコミカルな動きや表情だけでで子供達を笑わせるコメディ作品を志向している。

プリキュアのSD化はグッズやコミカライズでは例があるが、映像化されるのは史上初。


『プリキュアの父』鷲尾天プロデューサーのコメント編集

真っ向勝負の感動的冒険長編、フルCGノンストップアクションストーリー、そしてフルCGSDキャラの3本立て。

「歌」「ダンス」「ファッション」というエッセンスを取り込み、10年を超えたシリーズの新たなる挑戦の形をみなさんにお届けしたいと思います。 幅広い世代のみなさんに楽しんでいただくことができると確信していますので、応援よろしくお願いいたします。ミラクルライトもたくさん振ってくださいね!(東映アニメーション・Go!プリンセスプリキュアHPより)


主題歌編集

KIRA KIRA

担当するのは「Every Little Thing(ELT)」で、自ら曲を書き下ろす。

『パンプキン王国のたからもの』のスタッフロールBGMとしても使用。

当グループ通算47枚目のシングル。(11月4日(水)に発売)


関連サイト編集

映画『Go!プリンセスプリキュア』公式サイト

Go!プリンセスプリキュア 公式サイト-東映アニメーション・『ニュース』に記事あり


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