CV:村川梨衣
人物
死神界ではエリートとして名高い一族の出身。寿命のある人間を騙してあの世に導こうとする堕魔死神(だましがみ)を数多く摘発してきた家系で、本人の堕魔死神への対抗心も非常に強い。
「打倒!堕魔死神」を決意して堕魔死神カンパニーへと乗り込んでいった憧れの姉が、いつの間にかカンパニーの社長秘書兼愛人となってしまったことに衝撃を受け、社長を倒して姉を取り返すべく一人で奮闘していた。
とある堕魔死神の摘発に際してりんねと出会い、カンパニーと戦う者として協力を請うと同時に、はじめて出会った同志であるりんねに惚れてしまい、積極的にアプローチをするようになる。
…結局、姉妹揃って親子に惚れたことになる。
同作者の別作品のキャラクターであるあれやこれに似ているが、たぶん気のせい。
黒髪ロングに蝶結びのリボンを着けており、純白のセーラー服に白のサイハイソックスという出で立ちをしている。プロポーションは桜以上と言っている(ただし本人談)。
死神すなわち霊体なので普通の人間に姿が見えることはないが、頭のリボンを蝶のようなデザインのものに付け替えることで実体化することができる。便利!
愛用する死神の鎌は、女の子らしく星型やリボンなどでデコレーションされている。
後先のことよりも目先のことを優先してしまう傾向にあるものの、堕魔死神を倒すために動くその信念は強い。ただし疑うことを知らず、堕魔死神や悪徳商法に騙されてはあちこちで大金を支払っており、りんねが呆れるほどに堕魔死神のいいカモにされている。
お嬢様育ちなのか、500円を大金と称するりんねとは正反対の金銭感覚を持ち、一般的な感覚でも支払いをためらうような金額も迷いなく出してしまう。作中の多くのキャラクターから「馬鹿」呼ばわりされている。また、ギャンブル運に恵まれず、ババ抜きでは猫の六文にすら全く勝てない有様。
普段の性格は恋に恋する乙女の筆頭。アプローチは積極的で、ことあるごとに正面背後を問わずりんねに抱きつく。しかし、一方的かつ強引ゆえか、当のりんねにはまったく相手にされていない。桜に対しては恋敵と勝手に認識し、かなり直接的に牽制する一方で、そのあまりにも動じなさ過ぎる振る舞いにおののく一面も見られる。
最近では、りんねにアプローチすることもなくなり、ギャグ要員と化している。
使用道具
武器として専用の鎌を使うほか、古銭を投げつける遠距離技もこなす。他にも複数個の爆弾を携行しており、何かあるたびに爆発物を持ち出す危険な性向の持ち主。
高価で汎用性の高い死神道具をいくつも所有しているが、ガサツな性格ゆえ、すべてを使いこなせているわけではない様子。
また、浄霊の実力はお世辞にも高いとは言えず、見当違いな質問をして霊を悪霊化させかけたこともある。…そもそも、死神らしい仕事をほとんどしていない。