坂本千秋(千秋)、内村テル(ウッチャンナンチャンの内村光良)、独活野大木(キャイーンのウド鈴木)で構成される、バラエティー番組『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』を出自とした音楽ユニット。
ブラックビスケッツとの合体ユニットで紅白歌合戦に出場するなど、90年代に子供時代を過ごした人間には忘れられない名前(ちなみに、内村は特番でホワイティで「紅白出ます!!」と宣言、しかも有言実行してしまった)。
代表曲に「Yellow Yellow Happy」(オリコン初登場第8位。最高位4位。120万枚。ザ・グレート四国入場曲)「Red Angel」(オリコン初登場第2位。109万枚)「Power」(オリコン初登場第1位。90万枚)などがある。
実は他局への歌番組への出演はほとんどなく、これはHEY!HEY!HEY!はウリナリと同じ日曜日収録(このため生放送される特番には出演している)、ミュージックステーションに至ってはウリナリの裏番組のためである。
最初は南々見一也(南原清隆)の構成するユニット、マッキーのオーディションに落ちた千秋を見かね、TERUが「第2のマモー・ミモー作ってやるダニ!!」と宣言、そこにウドが合流して3人組が結成された。
結果としては、マモー・ミモーを遥かに上回った。
ちなみに命名者はウドである。
利き酒、綱渡り、ガソリンスタンドすごろく対決(出来なければ即解散)など、歌手活動とはまったく関係ないチャレンジの末CD発売などが決まり、そのたびに千秋が涙を流していたのも印象的。
1998年初頭、ブラビとの対決に負け、「My Diamond」のマスターテープを粉々に破壊された画は、当時の小学生にトラウマを与えた(同曲は、ウリナリ審査委員会との対決の末、「Days」のB面に収録されることになった)。
千秋のブリッコキャラ、「いっしょうけんめいやったのに!!」「トイレ行きたいダニ」、TERUの「解散だー!!」など、お約束に拘る、彼らの芸人魂も感じられた。
2000年、ユーミン(松任谷由実)とのコラボレーションで「ミレミアム」を発表。長くに渡る開店休業状態のまま、2002年、ウリナリ最終回で復活。TERUは「My Diamond」のピアノが弾けない(当時は弾けたのだが)ので千秋に怒られ、ウドは相変わらず「Power」のギターが弾けない(当時から怪しかった)のでTERUにドロップキックを入れられた。千秋は年を聴かれて「12歳」と言って、TERUに冷淡な突っ込みを入れられた。でも、会場だけでなく、テレビの前の視聴者も大喜びしたよ。
なお、2012年現在、千秋はまたやることに乗り気なようだが、内村がまったくやる気がないため、再開は不透明。