力そのものに、善も悪もないんだ。
だからこそ、力を手に入れた奴は気を付けなきゃならない。
そいつをどう使うかで、ヒーローにも、怪物にもなっちまう。
演:弓削智久
概要
沢芽市にあるフルーツパーラー「ドルーパーズ」のマスター。
パフェ作りの腕は一級品。
彼の店はロックシードの取引場所になっていたりビートライダーズ達がだべったりする場所となっているが、店内でのインベスゲームだけは許さない主義である。
元々沢芽市育ちだが、一時期街を離れていた。ユグドラシルコーポレーションにより街が発展した事に関しては悪くは思っていない。
16話では「力を手に入れた人間はみんな怪物になってしまうのか」と悩む紘汰に対して「力そのものに善も悪もない」と説き、年長者としての人生経験の長さを覗わせた。
凰蓮は同業者と言う事で彼のビートライダーズに対する考えを理解している上、春休み合体スペシャルでは女子達がシャルモンの方が美味しいと言われた時には凹むなどライバル視している様子。27話でブラーボが店内で暴れた時には何もできずに悲鳴を上げてたじろぐばかりで、バイトの女の子に助けられている。
33話以降は街がインベスに乗っ取られる状況にも関わらず「アルバイトを残して雇い主だけ逃げるわけにはいかない」と避難せず、戦っている紘汰達の食事の面倒などを見るために店を開け続けている。
MOVIE大戦フルスロットルでは凰蓮に自身の新作パフェの味見をしてもらっていた。
平成ライダー常連役者
演じる弓削智久氏は、「仮面ライダー龍騎」の由良吾郎役、「仮面ライダーカブト」の三島正人役に続き、平成仮面ライダーシリーズ3度目の出演となる(複数の仮面ライダーが登場する点も鎧武と共通する)。
16話の「ヒーローにも怪物にも~」の下りや「俺も色々あったからな」という台詞も、過去作の役を暗示しているようにも取れる。
ちなみに弓削氏が演じた役で唯一何らかの形で死亡しなかったキャラクターでもある。