曖昧さ回避
- ドイツ帝国の軍人、フェルディナント・フォン・ツェッペリン伯爵。
- 1.が開発した硬式飛行船。
- 名を1.に由来するドイツ海軍の4隻の航空母艦。
- 3.をモチーフとしたブラウザゲーム『艦隊これくしょん』の艦娘。→グラーフ・ツェッペリン(艦隊これくしょん)
- 『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』に登場する重巡洋艦。上記項目に由来するものと思われる。
飛行船グラーフ・ツェッペリン
LZ127とLZ130の計二隻が建造された。
LZ127は1929年に北半球周遊を行い、336,325kmを273時間27分で飛行したとされる。またこの際、日本の茨城県阿見町(霞ヶ浦)に寄港している。LZ130はLZ129ヒンデンブルク号の同型船で、1938年9月に進空し、イギリスへの偵察飛行を行った。
二隻とも第二次世界大戦中に航空大臣ヘルマン・ゲーリングの命令により解体。
実在の空母グラーフ・ツェッペリン
第二次世界大戦直前から戦中にかけてドイツ海軍が建造していた航空母艦。
グラーフ・ツェッペリン級空母の1番艦として、2番艦(仮称B、進水時にはペーター・シュトラッサーと命名される予定であったが、進水する事なく解体)とともに建造された。
ドイツ初の空母という事もあり、設計に当たってはイギリス海軍のフューリアスと日本海軍の赤城が参照されている。
1936年起工、1938年に進水したが空軍総司令官ヘルマン・ゲーリングらの反対により1940年に建造中止が決定され、その後紆余曲折を経ながらも遂に完成することは無く、1945年に自沈処分となった。
後にソ連赤軍によって浮揚され、ロシア語wikiによると、「グラーフ(伯爵)」を取られた「ツェッペリン」という名でソ連バルト艦隊に編入された。1947年まで射撃訓練用として用いられ、最終的には標的艦として雷撃を受け再び沈没した。
日本側は空母赤城の代艦として空母グラーフ・ツェッペリンの購入を希望したが、極東への回航は不可能とドイツ側に拒否された。
ドイツがグラーフ・ツェッペリンの代替として指定したのが、神戸港に係留されていた客船シャルンホルストであった。こちらは空母神鷹となった。
- 擬人化イラスト(艦娘を除く)
関連タグ
ガンダム0080における重巡洋艦グラーフ・ツェッペリン
ジオン公国軍の重巡洋艦で、チベ級の改良型の艦艇の1隻でもある。
艦長はフォン・ヘルシング大佐。
キリング中佐の命令で、サイド6のリボーコロニーに対して核攻撃を敢行しようとするも、途中で地球連邦軍と遭遇し、交戦してあっさり降伏した。
このおかげで核攻撃は回避されることとなる。