馬鹿松とは『おそ松くん』およびその派生作品に登場する六つ子のうち、長男である松野おそ松および五男である松野十四松のコンビ名である。
由来は『おそ松さん』での公式サイトの説明文で｢小学生のまま成長した奇跡のバカ(おそ松)｣｢異常に明るく異常にバカである(十四松)｣と紹介されたことから。
この呼称は非公式の呼称である。
関係性
『おそ松くん』と『おそ松さん』で違いがあるがここでは両方紹介する
おそ松くん
普段は目立たない立場である十四松であるが、しばしばおそ松に探されたり連れて行かれる姿もたびたび見られていた。もっとも、その理由は透明人間になれる薬の実験台にしようとしたり、矢面に立たせるために騙して丸め込もうとしていたり、留守番の役目を押し付けようとしていたりと、ろくな理由では無かったりするのだが……。
おそらく、おそ松にしてみれば素直な気質の十四松なら、他の兄弟には頼めないことも気軽に頼めるということであろう。
おそ松が喉に林檎を詰まらせ喋れなくなって病院に閉じ込められたエピソードで、家族に心の中で助けを求めるシーンがあるが、その順番は｢チョロ松、カラ松、十四松！父さん、母さん！一松、トド松！たすけてよ～｣となっており、相棒的な存在や喧嘩好きの次に呼ばれる辺りに、若干の信頼が垣間見える。
おそ松さん
どちらも子供のまま大人になったバカという点で相性はよいと思われる。
また、アニメイト無料配布冊子である｢きゃらびぃTV｣で公開された電車内の六つ子のイラストでは、つり革にぶら下がって遊ぶ十四松を穏やかな目で優しく微笑みながら見守るおそ松の姿がある。行動に社会倫理的には問題があるとはいえ、おそ松の兄としての弟への視線は新鮮な一面ではないだろうか。
アニメ第一話「復活！おそ松くん」では、BL制の学園ラブコメのシーンで上半身裸で見つめあったりした。逆作画崩壊もあいまってうっかり萌えた人もいるのでは？
二話後半の話ではおそ松がドブ川をバタフライで疾走する十四松を目撃するが、直前に一松の一件で「共に生まれて二十数年、兄弟でも知らない一面はあるんだ」と感慨に浸っていた所だったのでそのまま十四松の奇行を受け流した。
三話冒頭の宇宙旅行の話ではチョロ松と三人で宇宙遊泳を楽しむが、チョロ松が酸欠で死んだ直後に宇宙船においてけぼりをくらい、二人は酸素の消費を減らすために黙ることでやり過ごそうとしたが、結局二人とも酸欠で死んでしまった。
(なお、ギャグアニメなのでOP後にちゃんと復活している)
四話ではトト子の家でお互いが鉢合わせた際に暇つぶしに室内でバットの素振りをする十四松に対しておそ松が注意しているほか、トト子の記者会見にて「AVに出てたの？」と叫んでおそ松からゲンコツをくらわされてる。
また、トト子絡みで何かを隠しているチョロ松に理由を吐かせるために十四松の関節技(卍固め)を利用しようとしたが、話を聞いていなかった十四松は間違えておそ松に卍固めをかけてしまう。
第九話「恋する十四松」でおそ松は十四松の彼女の存在を知り、弟達と共にデート中の二人を尾行する。仲睦まじい十四松と彼女の様子が面白くなかったおそ松は一人で先にその場を立ち去ってしまうのだが…
後半、長男として十四松の後押しをする姿は必見。
第十一話では、おそ松は大人になっても子供のようにサンタを信じ来訪を待つ十四松に呆れつつ、一松にプレゼントの準備を指示していた。しかし夜中に窓を開け兄弟を起こしサンタがいたと騒ぐ十四松にはブチギレて窓を閉めていた。
PASH2016年1月号付録のポスターでは、おそ松の膝の上で十四松がよだれを垂らしながら子供のように眠っている。
関連タグ
一般向け
おそ松くん おそ松さん 六つ子(おそ松くん) おそ松 十四松 バカ
腐向け
※以下のタグはBL松と併用すること
