概要
2012年9月13日配信「Nintendo Direct Wii U Preview」にて初発表。
WiiU専用ゲームとして2014年9月20日に発売された。
今回はセガに代わって任天堂が販売元になる。実は続編の構想自体はあったものの、セガの都合で開発不可能となり本来は世に出る事なく終わっていたのを任天堂がバックアップした事により実現した(実際は協力してくれる会社を募っていたというが任天堂を除いて皆無だったという)。これには各所から驚きの声が沸き上がった。
PVでの日本語収録の告知を兼ねたベヨネッタのセリフ『会えなくて寂しかった?』はこういった事情を含んだものと推測される。
その為BAYONETTAの版元の一つとしてセガもクレジットされているが、販売権は任天堂にある為WiiU専売となっている。
ディレクターは前作のプロデューサーの橋本祐介。前作のディレクターだった神谷英樹は監修としての参加している。
今作にはなんとWiiU版『BAYONETTA』が同梱されている。
日本語音声や任天堂コラボコスチュームの追加以外の要素はオリジナル版と同じ。ただしジャンヌの胸もより貧乳にされている(神谷氏曰く「胸パッド不正使用が発覚した」)。
また前作ではボイスを英語で固定されていたが、本作およびWiiU版の無印は日本語と英語で選べるようになっている。ちなみに天使や悪魔のボイスはエノク語一択である。
アクション面ではWiiUでの販売を考慮してか、トーチャーアタックの種類は大きく減ったものの、大魔獣召喚を伴ったド派手でスタイリッシュな動きが大幅に増加している。
あらすじ
記憶を取り戻したベヨネッタは、クリスマスの近づく繁華街でエンツォをパシリに買い物を楽しんでいた。
魔女として天使との戦いは続いてはいたが、ジャンヌやロダンたちと比較的穏やかに日々を過ごせていた。
ところが街に戦闘機が出現し、そこには天使たちの影が……。
魔女として戦いに躍り出たジャンヌだったが、最後の一体を始末した瞬間、ベヨネッタが契約している魔獣ゴモラが突然の暴走を起こし、それを庇ったジャンヌは“魔女としての死”を迎えてしまう。
ゴモラを黙らせ、ロダンの店にジャンヌの遺体を一時的に保管したベヨネッタは、ロダンからジャンヌの魂を魔界から救出する方法を知り、その道に繋がる“神の山”を目指し、そのふもとの町へと降り立った。
そこでベヨネッタは、不思議な少年と邂逅を果たす。
この出会いが、天界・人間界・魔界の三界を巻き込んだ、かつてない戦いを招くことになることも知らずに……
登場人物
CVは日本語版を記述する。因みにアニメ映画版からの引き継ぎである。
前作からのキャラクター
新キャラクター
ロキ(CV:皆川純子)
水の都ノアトゥーンにてベヨネッタが出会った謎の少年。
異次元世界「プルガトリオ」と人間界を自由に行き来し、時空をも操ることができる。
戦闘時はカードを武器にして戦う。
仮面の賢者(CV:子安武人)
ベヨネッタに立ちはだかる謎の男。
仮面と白いローブを着用しており、「ルーメンの賢者」を彷彿する姿をしている。
ちなみに北米版での名称はMasked Lumen。
余談
英語音声に慣れているプレイヤーが多かったせいか、日本語音声がある事に否定的な反応を持つ者も少なくなかった(PVが日本語音声だった為)が、二カ国語音声同時収録かつ先述のように自由に切り替える事ができる為、徐々ににそのような反応は少なくなっていった。
それでも音声の切り替えが出来る事を知らない者が未だたまーにいたりする。
一番厄介だったのが、ベヨネッタ2発表後に監修の神谷氏のtwitterアカウントに連日の様に突撃してくる者の存在があり、『WiiU以外でも出せ』『なんで続編がWiiUなんだよ』といったツイートに神谷氏が非常にうんざりしていた事である。これでもまだマシな部類であり『任天堂の汚いカネにプラチナゲームズの目がくらんだ』と誹謗中傷的な事まで言う者まで現れる始末。
汚いカネとは一体何なのだろうか?『2』の実現化に手を差し伸べた任天堂にあまりにも失礼極まりない暴言である。
CMではベヨネッタのアクションを『魔女ですから』の一言で説明している始末。