概要
仙石線は、東日本大震災の被害を受けたが、2015年5月30日に全線で運転再開が決定。そして仙台駅と石巻駅の間の所要時間短縮のために東北本線と仙石線の併走区間に新たに連絡線を新設して直通運転をすることにした(仙石東北ライン)。
東北本線は交流、仙石線は直流、連絡線は非電化としたので車両は気動車となり、HB-E210系はその仙石東北ライン用の車両である。
車両はキハE200形やHB-E300系と同じハイブリッド方式を採用。開業までに2両編成8本が製造された。
仙石東北ラインは特別快速列車が1往復、それ以外は快速列車となる。
余談
東北本線松島駅と仙石線高城町駅間の営業キロは0.3kmで、実際の連絡線区間も短い。だったら電化して交直流電車による直通運転にしないのか?と思う人がいるかもしれない。
なにしろ、支社間の違いはあるものの、E531系を大量製造したあのJR東日本なのだから。
一応、非電化区間である石巻線、女川駅方面への乗り入れ計画があるらしい。
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