CV/坂口候一
「美女の魂切り裂きたいナイフ!」
概要
第17話「絢爛!幻の女王!」に登場。
眼魔アサルトとハサミが合体して実体化することにより誕生した眼魔怪人で、大きなシルクハットや赤いマスクなどのゴテゴテとした上半身が特徴的なシルエットをしている。
口調は陽気だが、その性格は猟奇的かつ残虐性に富んだ性格をしている。
眼魔世界の新幹部・イゴールの実験助手を担当しており、実験場に定めた場所において、モルモットに定めた女性たち(赤いものを身に付けているのが条件のようだ)を通り魔的に次々に襲っては、その魂を奪い取っていた。
両腕が巨大な鋭いナイフとなっており、これで切り付けられ致命傷を負った者の魂を奪い取る事ができるほか、背中のタンクからは特殊磁場を生み出す紫色の霧を両肩の噴出口から噴出して辺り一帯を包み込み、霧に紛れて犠牲者に襲いかかる。
最後はオメガドライブ ヒミコ を受け爆散し、鋏はイゴールに回収された。
眼魔スペリオル・ナイフ
合体元が唯一回収された眼魔であった為なのか、続く18話で再び登場。但し本体そのものとしては出ておらず、イゴール(眼魔スペリオル・パーフェクト(詳しくは眼魔スペリオルを参照))の強化体、眼魔スペリオル・ナイフとしてリベンジしていた。その強化っぷりはヒミコゴースト眼魂を用いた技すらも通用せず、闘魂ブースト形態のゴーストさえ劣勢に追いやるほどだった。しかし、ニュートン眼魂がタケルの手に戻ってきたことで形勢は逆転。ヒミコとニュートンは水と油の関係と称されていたが、ニュートンは戦うゴーストを見た事で考えを改め、ともに協力することを決意。そしてヒミコの力にニュートンの反重力の力を掛け合わせることで眼魔スペリオル・ナイフが発する霧をも消し去り、爆散した。しかし本体であったイゴールには傷一つついておらず、今後また別の眼魔との融合を果たすのかもしれない…
偉人モチーフ
かつてイギリスを震撼させた連続殺人鬼・切り裂きジャックことジャック・ザ・リッパー。モチーフのジャックが数々の売春婦を殺害したという事から魂の対象を女性にしたり、ヒミコ魂の対決が実現したと思われる。
そのほかのイメージとして映画『スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師』のスウィーニー・トッドだと思われる。
余談
イゴールからは「ナイフ眼魔」と個体名で呼ばれており、眼魔怪人の中では本編中で個体名で呼ばれた初のケースとなった。
関連項目
マシンガン眼魔…同じく偉人ではなく犯罪者がモチーフの眼魔
キラーナイブ ソード・ロイミュード(ナイフがモチーフのライダー怪人関連で)