概要
『おそ松さん』の2クール目初の放送のエピソードの一つで、新年早々に衝撃が多かった話の中でも、かなりアレな下ネタにド直球に触れた回である。
また、兄弟喧嘩のドタバタ模様が「おそ松くん」を彷彿させるような感じになっている。
ストーリー(ネタバレ注意)
部屋で一人、何かに集中しているらしいチョロ松。そこに帰宅したおそ松が「ただいま」と声をかけると、不意を突かれて動転したチョロ松は、「わっ!」と驚きながら何かを隠すように前のめりに倒れた。それも半ケツ状態で。
体の下からはエロ本が半分見えており、傍らにはティッシュボックス。
ナニをしていたのかは、一目瞭然であった。
その日の夕食時、家族みんなが笑顔でカニ鍋料理に舌鼓を打つ中、チョロ松だけが仏頂面。
いきなりおそ松に熱々の鍋のつゆをぶっかけ、おそ松が思わず「バカじゃねーの!?バカじゃねーの!?」と抗議すると、当のチョロ松は
「あ~~ゴメ~~ン。たとえ兄弟であろうとやっていい事と悪い事あったね~~……ゴメンねェ~~~」
と、かつてない凶悪な形相でからみ始める。何かあったのかと尋ねる兄弟に、おそ松はさらりと一言。
「さっき見ちゃっただけだよ、チョロ松のオナ○○」
「クルァァァ!!言うなぁぁ!!」
さらに「だから気にしなくていいって、シコ松」と追い打ちをかけた為、チョロ松はブチ切れる。おそ松の無神経ぶりを責め立てるが、逆におそ松のエロ本を無断借用している事を暴露されたり、見かけだけの就活アピールを馬鹿にされる始末。(なお、エロ本の無断借用は他の兄弟もしていたようでおそ松から同様に暴露された際は思わず各自自分のエロ本の隠し場所を告白した)
そして二人の争いは、トド松の必要性、一松のキャラクター、カラ松のイタさ、十四松の狂いっぷりなどへ飛び火した挙句、更におそ松が「シコ松中につきご協力お願いします」という看板を作って蒸し返して再びチョロ松がブチ切れたため、夜を徹しての大ゲンカになるのであった。
だが翌朝、いつも通り平和に食卓を囲む6人の姿があった。何だかんだ言いつつ、仲が良いのである。
余談
ちなみに、おそ松が作った「シコ松中につき」の看板がツボにはまったpixivユーザーは多かったようで、自作した写真の投稿が見られた。
さらにこの看板は、まさかのグッズ化され、世に売り出されることとなった。どういうことなんだろうか…。
グッズはホワイトボードで、「シコ松中につき~」の「シコ」の部分が空白となっており、自由に文字を入れたりできるようになっている。本編通り「シコ」と書くもよし、違う言葉を入れるもよしである。しかしイラストはシコ…チョロ松がパンツ一丁でお辞儀をし、横にティッシュが置かれた本編通りのものである。使いどころはあるのだろうか…。
その後その看板をあしらったティッシュボックスも発売されることになった・・・。