大聖母
おーむまどーら
ここでは「マギ」に登場する海賊団に関して説明する。
概要
アクティア南部の海に出没する海賊団。首領オーム・マドーラに従う子供(少ないが女の子もいる)達で構成されており、全兵士が未成年という変わった特徴を有する。兵隊たちは多くが仮面で顔を隠しており、魔法道具により水中を航行し、標的を襲う。
海域を航行する船舶を海底から襲撃し、積み荷や財宝を強奪していた。また、アクティアの領土にも潜入し、子供たちを拉致して兵隊に仕立て上げていたため、国民からは憎悪の対象となっている。しかし神出鬼没なためアクティア海軍は討伐を渋っており、シンドリアからアクティアを訪れた信号機トリオ+練白龍の4人が殴り込みを行うこととなった。
白龍の契約したジン・ザガンの特性によりアジトを突き止められた大聖母一味は迎撃に転じるが、シンドリア食客が殴り込みをかけたことを知り、アクティア海軍も重い腰を上げて大聖母殲滅を開始。白龍の暴走によりアジトが破壊された首領一味は公海に逃走を図るが、アクティア軍に進路を阻まれて捕縛され、大聖母は壊滅した。
首領が白龍に暗殺されたことにより少年兵たちは解放され元の家庭に戻って行き、初期からのメンバーである孤児たちはシンドリア王国への留学が決定。いずれにせよ(刑法的に言えば心神喪失状態のため)無罪放免となった。