英語に関する検定試験の総称。英語検定(えいごけんてい)の略称。
単に英検といった場合、通常は日本英語検定協会が主催する実用英語技能検定のことを指す。
主な英語検定
日本国内向け
実用英語技能検定
日本で最もメジャーな英語検定。日本英語検定協会が主催している。単に英検と言った場合、通常はこの実用英語技能検定を指す。
中高生が高校や大学の入学試験の対策として受験することが多い。また、海外留学の際の英語力証明のために使用できる場合もある。
詳細は当該項目を参照。
国際連合公用語英語検定試験
通称、国連英検。日本国際連合協会が主催し、国際連合の理解、世界平和に貢献できる人材の育成を目的としている。
単なる英語力だけでなく、世界平和・地球環境・世界政治・世界経済・人権問題・食品問題・医療問題など、様々な国際知識・社会知識が要求される。
工業英語能力検定
通称は工業英検。工業英語に特化している。
全商英語検定
全国商業高等学校協会が主催している。主に商業高校の学生が受験する。
国際的検定
TOEIC
トーイックと読む。正式名称は国際コミュニケーション英語能力テスト。
ビジネスにおける日常会話を想定した英語能力を判定する際に用いる。日本を含む世界150ヵ国で実施されている。
近年では就職において実用英語技能検定以上に重要視されつつある(企業目線)。
TOEFL
トーフルと読む。アメリカの非営利団体が主催している。英語圏の大学が非英語圏の出身者を対象に入学希望者の英語能力を判定する際に用いる。
TOEICとともに国際的な英語検定の代表格とされている。