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虹蛇の編集履歴

2016-03-29 20:53:30 バージョン

虹蛇

にじへび

世界各地に伝承される蛇神の一種。 特にオーストラリアの先住民族の伝承に詳しく、創造神としての神格を持つ。

虹蛇とは、幻獣の一柱である。


概説

世界各国、特に北アメリカ大陸とオーストラリア大陸、西アフリカ一帯を中心に伝承される蛇神

その名の通りの化身であり、天候を操り雨を降らせる力を持つ。


オーストラリアの蛇神伝承

特に明確にその姿を残すのが、オーストラリアのアボリジニたちの伝承である。

著名なのは創世の虹蛇である、ウングッドエインガナ、洪水伝承を持つユルルングルの三柱神だろう。


ウングッド

アボリジニ伝承における根元神。

ウングルとも呼ばれる。

海しかない世界にで海底の泥が集まって生まれ、己しかいない寂しさを失くすために命を生みだそうと考える。

そこでまずブーメランで海を撹拌して泡立て、その泡で巨大な大地を作り上げ、そこに無数の卵を産んで生命を増やしていった。


これがアボリジニ伝承における創世神話である。


エインガナ

ウングットとは別の創世神話を持つ虹蛇。

この世の最初は無限の砂漠であり、エインガナはこの風景を見飽きて世界を声明であふれさせようと思い付く。

そこでエインガナは水中に潜ってあらゆるものを創造し、最後に長い陣痛の末に人間を産み落としたという。


エインガナは全ての生命に関わる「紐」を所有しており、エインガナが紐を手放した種は絶滅する運命となる。


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