アントラー山口
あんとらーやまぐち
プロフィール
人物
かつてヒール軍の王者に君臨し、正規軍王者の神崎玲子と数々の死闘を繰り広げたブラッディ井上が全盛期に指導した直弟子の1人。
慣れ合いを避ける井上やスパイダー菊池、南城蛍と多数の若手を繋ぐ重要なパイプ役を担い、ベテラン陣からはスケジュール管理などの裏方仕事を一手に取り仕切る事務手腕で、若手陣からはトレーニングコーチなどの新人指導に当たる面倒見の良さで絶大な信頼を得ている。
リングに上がる機会は少なくなったが、凶獣の双璧として共闘した菊池が井上からヒール軍の全権を引き継いだ後もナンバー2に留まり続ける相当の実力者。憎まれ役の立場からプロレス人気を支える悪役側に身を置いてはいるものの、本人曰く「プロレスは激しく、明るく、楽しくがモットー!」を理想に掲げ、攻守共に小細工を弄しない真っ向勝負のストロングスタイルを信条としている。
自身が必殺技に位置付けるラリアットと磨き上げたタフネスに絶対の自信を持ち、相手の技を全て受け切る覚悟で全身全霊の一撃をいつ、どこで放つかを計算し、試合運びを巧みに操作する策士の一面を持つ。その一方、実は苦難に追い込まれるほど喜びに身を震わせて全力で立ち向かう、早い話が正規軍の一派『紅炎団』所属のプロミネンス加藤や『サンデーモーニング』所属のジャスティスXに限りなく近い逆境バカでもある。
「子どもの頃はかわいいぬいぐるみより怪獣のオモチャが好きだった」「女子より男子と遊ぶほうが多かった」と語る生粋の腕白であり、父親の教訓「ヤなこた笑って吹き飛ばせ」に従って一度限りの人生を後悔しないように突き進む明朗快活な性格の持ち主。小さい頃から男子の輪の中で過ごす時間が多かったためか恋愛感情が今一つ理解できず、いざプレイヤーの分身であるマネージャーと交際を始めても新しい家族、あるいは親密な男友達程度にしか捉えない上、若手に向ける目線や思考が徐々にセクハラ色を帯びたオヤジ化しつつある事実を素直に受け止めて毎日の眼福を満喫している。
フィニッシャーはナイアガラドライバー、ナイアガラドライバーW(渡辺智子のヘルスマッシャーと同型)、スパイダーネスト、ラリアット等。一見するとパワーレスラーだが、カンパーナ、トペ・レベルサ、フランケンシュタイナー、プランチャーなどルチャムーヴも得意であり、引き出しが非常に多い。
実家は蕎麦屋。両親がスポーツ好きだったこともあって、アマレスや陸上競技の経験がある。入団は高校卒業後で、自ら凶獣入りを希望した。同期は結城みか(ソニックキャット)、滝沢泉など。凶獣は層が薄く、ブラッディ井上同様に新人時代から上の人間とのマッチアップが殆んどだったが、何度叩き潰されても這い上ってNo.2にまでなった苦労人。ゲーム開始時点ではスパイダー菊池と共にNJWPタッグ王者である。
リプレイ2部ではPCとして活躍。井上の隠居、菊池の脱退を受けて一気に凶獣が弱体化した際は友野なるみとタッグを組んでタッグ王座を奪回するなど、凶獣トップとしてヒール軍団を支え続けた。
元々は固めの性格だったらしいが、寮で同室だった結城の影響をうけてすっかりツッコミ上手に。周りの人間からは「バカが移った」と言われている。
格言
- 「いやー、いいねプロレス。天職だわ!」
- 「どんな技でも正面から受けるよ。私はプロレスラーだからね。」
- 「よーし、今日はみんなで食いいこーっ!食って、飲んで、細かいことは吹き飛ばしちまえーっ!」