ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:福野 朗
編集内容:少し書き直しをしました。
センシティブな作品

シア・ハス

しあはす

「シア・ハス」とは、「宇宙一の無責任男シリーズ:無責任艦長タイラー」の登場人物である。メイン画像はアニメ版のシア・ハスである。

概要

シア・ハス」とは、「宇宙一の無責任男シリーズ無責任艦長タイラー」の登場人物である。

なお、キャラクター設定やデザインに「三つのバージョン」があるため、それぞれに解説する。

原作版

宇宙一の無責任男シリーズ

宇宙一の無責任男

原作初期シリーズ「宇宙一の無責任男」、『無責任元帥タイラー』より登場。

神聖ラアルゴン帝国の女性提督。

代々ラアルゴン帝国に使えていた「私掠海賊」「黒雲ハス一家」の十三代目当主。

なお「私掠海賊」とは「ONE PIECE」の「七武海」を想像してもらえるとわかりやすい。

私掠船 - Wikipedia

私掠免許 - Wikipedia

妖艶な美女でありながら、女だてらに荒くれ男どもを顎で使う、男勝りのじゃじゃ馬娘。

左肩に「紅蜘蛛」の入れ墨があり、兜には猛牛のような角があしらってある。

先祖代々習い覚えたお家芸の海賊戦法で、駆逐艦「ガルギュラン」に乗り、勇猛果敢に戦場を駆っていた。

しかし「アシュラン戦役」の最中、惑星連合宇宙軍のマコト・ヤマモトと縁が出来て、彼の強さと可愛らしさ(!!)に惚れ込んでしまい、タイラー一派と呉越同舟の如く行動を共にする事になる。

ヤマモトに対しては基本デレデレで、シアが「マコちゃん」と呼び、ヤマモトが「止めてくれ」とたしなめるのがお約束

かと思えば「戦闘モード」に入った時にはヤマモトを挑発したり、互いにかばいあったり、彼の制止に戸惑いながらも従うなど、ツンデレに転じることもある。

ヤマモトの方も「タイラーとの出会い以来の星回りの悪さ」を呪いつつも、なんだかんだでまんざらでもなく、「アシュラン戦役」後、結婚した。

それからの名前は「シア・ヤマモト・ハス」となり、地球に帰化し、惑星連合宇宙軍の准将となる。

そして「日々の闘争」に明け暮れながらも「惑星連合とラアルゴンの融和を象徴する夫婦」となる。

なお、家事と料理の腕については、香辛料の効いたラアルゴン料理の焦げた凄まじい臭いが充満したり、腕によりを掛けた結果、キッチンが戦場のようになるので、推して計るべし、である。

そして、その持ち前の気っぷの良さで「タイラーファミリー」の姉御的存在となり、アンドレセンやボブ・キーナンやミッキー・クライバーン、そしてイサムに慕われた。

後にヤマモトとは「颱宙ジェーン回避作戦」の真っ最中に第1子のシゲチヨが生まれたのを皮切りに、1ダースの子宝に恵まれる事になる。

以下、ネタバレ。

息子のシゲチヨがタイラーの娘・キサラとの子ども、即ち孫のエド、をもうけたことにより(『無責任カルテット』)、「タイラー家にラアルゴンの血が入る」ことになる。

そして『無責任三国志』の主人公の一人である「イツマ・ウエキ・タイラー」に、その「ラアルゴンの血」が大きく発現し、彼女の「男性としての人生」を大いに支えることになる。

アニメ版

無責任艦長タイラー

声:三田ゆう子

21歳。

神聖ラアルゴン帝国第27銀河辺境方面第66特派分遣艦隊所属駆逐艦、ガルギュラン艦長。

原作では「ラアルゴン帝国の一将官」であったのたが、アニメ版ではル・バラバ・ドムの直属の部下的立ち位置であり、「敵の女幹部」的キャラとなる。

ちなみに、原作以上にコスチュームが肌も露わになっており、しかも巨乳グラマラスなキャラデザインとなっている。

センシティブな作品

駆逐艦「そよかぜ」に潜入した破壊工作人造人間:ハルミに対し、ジャスティ・ウエキ・タイラーを捕虜とするよう命令し、その過程でタイラーと対峙することになる。

規律を重んじ、常に冷淡な性格。

ハルミのことも「単なる人造人間」としか見ていない。

「無能ならば、部下だろうと上官であろうとも容赦はしない」という考え方を持ち、タイラーと、ついでにヤマモトも「無能である」との評価を下した。

その後、特別編「ひとりぼっちの戦争」にて、少しだけヤマモトを認めたような様子はあったが(要はフラグ)、その後どうなったかまでは不明である。

ちなみに、原作ライトノペルが『無責任キッズ』の少し前から、アニメ版キャラデザイン担当の平田智浩へ変更になったのだが、ヤマモトとは異なり、シア・ハスのキャラクターは、アニメ版の影響を受けることはなかった。

これはアザリンも同様なのだが、姿見がアニメ版で、中身が原作版の「シア・ハス」が存在するという、感覚的になんだかややこしい事になってしまっていた。

リライト版

真タイラー

リライト版では、原作とは異なり「アシュラン編」と「颱宙ジェーン編」をリライトしなかったこともあり、『真・無責任艦長タイラー』第3巻から登場している。

アニメ版での「ル・バラバ・ドム直属の配下」やグラマラスなコスチュームデザインの設定を踏襲しつつも、原作版での「元女海賊」という設定も併せ持った「原作版とアニメ版を混ぜ合わせたシア・ハス」となっている。

ヤマモトとの出会い方も、

「ヤマモトがシア・ハスの太ももに見とれていたら、自動翻訳機の機能が追いつかなくなるレベルの下品な言葉の応酬となる口喧嘩になってしまった」

と、原作版とアニメ版とも異なるものであり、その発展の仕方や結婚に至った経緯や理由も異なっている。

シア・ハス姉御のこんな格好を拝めるのは、『真・タイラーシリーズ』だけ!!

と、さりげなくエピローグのネタバレをしておく。

関連記事

編集者:福野 朗
編集内容:少し書き直しをしました。