概要
プリパラに登場する姉妹、元気いっぱいで少しおっちょこちょいな真中らぁら。
慌てんぼうな姉とは反対に、賢くしっかりした性格の真中のん。
正反対な二人である真中姉妹の、のん×らぁらのカップリングである。
注意
元々二人は仲が良い姉妹であり、お互いに持っている気持ちも家族愛である。
のんらぁとは姉への想いが姉妹の枠を超えている場合など、真中姉妹のタグと分けて使う必要がある。
もちろん二人の仲をどう見るかは個人の解釈であり、タグを二つ使うのもいいだろう。
よくある姉妹の性格?
勢いはいいがどこか抜けている姉と、そんな姉を支えるしっかり者の妹。
この組み合わせは古今東西、あらゆる作品で見られてきている。
また前作のプリティーリズムシリーズ恒例の”高性能妹”との系譜だと思われていた。
しかしのん自体の性格とプリパラのアイドルであるらぁらの関係ゆえ、妹は姉に少々特殊な思いを持っている。
1〜8話の真中姉妹
賢くしっかりした性格
プリパラを良く知らないらぁらに、伝説のアイドルセインツのライブを解説するなど賢さを発揮。学校へ遅れそうな姉に注意をしてしっかりした性格を出していき、親切に戻ってきて時間を教えてあげたりとらぁらへの思いやりなどが感じられた。
そふぃのライブの感想をらぁらに楽しそうに話すことによって、らぁらがそふぃへの憧れを持つ切っ掛けにも。
4話では大神田グロリア校長が部屋を訪れた際、先にプリチケバックを隠すなどしてらぁらがプリパラへ行けなくなる事態を回避、ここからも姉への想いが伝わってくる。
しかも対価としてファンであるピンクアクトレスのサインを要求したりと、あくまで姉妹は対等な関係だと示した。
また夏休み初日に寝坊しそうならぁらの背中に乗って起こしてあげる、校長先生に見つからない様に身代わりになる、等らぁらを気遣っているシーンもあった。
8話ではダブルブッキングしてしまったプリパラとプールの予定、どっちも行くと決めたらぁらに「欲張り」と言うなど姉とは違う考えを持ちつつも「プールを断るしかないんじゃないの?」と、彼女なりのアドバイスを送った。
しかもプールにスクール水着を着ていくことを止めるように言うなど、姉の世間体の心配もするようだ。
9話〜26話の真中姉妹
姉のアイドル活動を応援!
12話では初めて大きなライブに出場するらぁらをなおとポンポンを持って応援した。
17話のラストでは怖がっているらぁらがのんと同じベットで寝ているシーンがある。
近くに出来たウェスト姉弟のお好み焼き店「にんじゃもんじゃ」と「パパのパスタ」が勝負をすることになり、らぁらと一緒に看板娘として宣伝をすることに。
姿が変わらないウェスト姉弟に加え東堂シオンのカッコよさに連れていかれるお客、自分では引き留められない姉に「お姉ちゃん、プリパラにいないとアイドルオーラゼロだもんね」と辛辣な言葉を言うが、それが南みれぃ北条そふぃに助けを求める切っ掛けへ。
また同話でらぁらと一緒にダブルかしこま!を見せてくれ、大勢の視聴者を歓喜に湧かせた。
さらに学園祭でライブをすることを知ったのんは、ベッドで寝ているらぁらの背に乗りながら「まっ、お姉ちゃんのライブで我慢してあげる、頑張って!」と応援をしてあげ、会場内の誘導も担当。極めつけはライブ後に"お姉ちゃん"と叫んでいる辺り、どうやら本格的に応援をしてあげる気になったらしい。
もしかしたら、20話で商店街を賑わせる立役者になったらぁらを見直したのかもしれない。
運命の27話での真中姉妹
姉への想いを打ち明ける妹、大きな夢はらぁらへの愛!
新年早々風邪をひいてしまったらぁらの看病を健気にこなし、部屋で騒ぐ友人や校長先生に対して苦言を申すなど姉思いな行動を存分に出し、ライブで負けたらぁらをさり気なく励ます。
「ファルル様は、次はシード枠で出場だってことだし…」
「お姉ちゃん、もっともっと頑張らないと…」
26話でファルルのライブを見て以来、ファルル様と呼ぶほどの大ファンになったのん。
らぁらは自分のチームを応援してほしいと言うが、実際には姉への想いは消えていなかった。
風邪をもらってしまい体調を崩したのんに、らぁらはファンであるファルルからサイン貰って元気になってもらおうとする。その道中でユニコンに妹のことをバカにされ激怒、これでらぁらが持つのんへの想いもハッキリ分かった。
サイン貰い喜ぶのんを目の前に、らぁらは部屋に残り続ける。
のんからプリパラへ行かないのかと聞かれ、側にいると答えた時。
彼女から――本当の気持ちを打ち明けられる。
「ダメっ!ライブに行って!」
「頑張ってランクを上げないと、ファルル様に勝つことなんて出来ないよ!?」
しかし訳が分からないらぁらは”ファルルのファンじゃないのか”と逆に尋ねる。
そこでのんはらぁらへの想いとファンであるファルルについてこう述べた。
「ファンだけど…それとこれは別腹」
「カツ丼食べてもケーキは入るの!」
「私は…お姉ちゃんがプリパラの頂点で輝く姿を見たいんだ」
好きだからこそどちらも諦めない。ファルルは大好きなアイドルとして応援をする。
そして――らぁらは大好きな姉として応援をする。
彼女の気持ちを受け取ったらぁらはニューイヤーライブへ出場。
それを見たのんもまた、姉の輝く姿を喜び、また胸の内で夢を語った。
「お姉ちゃんがいつか、プリパラの頂点に立って」
「そして…私がプリパラデビューしたら」
「そのお姉ちゃんに勝って、私が頂点に立つの!」
「それが夢!」
「だからそれまで頑張ってね、お姉ちゃん」
らぁらがプリパラのトップに立ってほしい気持ち、アイドルとして超えたい存在になった姉。
大きな野望は彼女の二つの我儘の結果であり、当然行きつくところであると言えるだろう。
28〜38話の真中姉妹
大好きなファルル様と同じ、大好きなお姉ちゃん!
全力でファルルに挑むも負けてしまったらぁらにいつ通り接するのん、もちろんファルル様への賞賛も惜しまず、姉の心配も同時にやってのける妹。
27話以降、好きという気持ちを隠さない様になっていると感じる。
それからついに憧れのアイドルであるファルルと、間接的にではあるが話が出来る事に。
今までに見せたことが無いほどの年相応のはしゃぎ様を見せ、ここで爆弾発言が。
ファルルの尊敬する所を並べていくのん、そして――
「お姉ちゃんと別腹で大好きです!」
つまり本命はらぁらと言う事になり、お姉ちゃんが大好きとも取れる発言である。
その後最後のステージバトルをすることになり、前夜にプリパスでお話をしていたのん。
会話をし終わった後、大きな声で
「あー!なんで優勝って一組だけなのかな!?」
「カツ丼選ぶかケーキを選ぶか!」
「一つに絞るなんて、そんなの無理だよー!」
やはりファルル様と同等にらぁらの事も大好きなようだ。
そしてライブ後にトモチケをパキッてしまったことで眠りについたファルル。
目覚めさせる為にプリズムボイスの力で起こそうと、らぁらは特訓を重ねる日々。
ある日の夜、らぁらの部屋にのんが訪ねてくる。
「ファルル様、とっても心配…」
「お姉ちゃん…珍しく頼りにしてるから、頑張ってね!」
大好きな姉に希望を託し、じっと待ち続ける妹。
このやりとりでもらぁらへの信頼がひしひしと伝わってくるだろう。
ファルルカムバックライブではテレビに映るらぁらを応援する。
パラダイスコーデを光らせた際には「よくやったねお姉ちゃん、あとで褒めてあげるね!」とらぁらへのご褒美も用意し、最終的にはメイキングドラマに登場。
姉との共演を果たした。
39〜66話の真中姉妹
新しいアイドルに目を付けつつ、お姉ちゃんも応援!
39話の冒頭、家の手伝いに一生懸命で待ち合わせを忘れていたらぁらに時間を教えてあげるフォロー。
45話でアロマゲドンが正体を現すと、デビュー時にすでにファンになっていたようで、ここでも姉の立場でサインを貰おうとお願いしていた(らぁらが二人から書いてもらったかは不明)
53話のデビュー1周年回では、プリパラ禁止を夢の中の出来事と思ったらぁらに対してプリパスを使って嘘を信じ込ませ、また頬を引っ張って現実だと教えてあげた。
このサプライズパーティーのドッキリに協力したのも、姉の1周年を祝う気持ちからである。
らぁら母の祝辞の際に、二人の小学校入学以前の写真が披露され、砂場で遊んでいる真中姉妹の姿を確認出来るが、本当に幼い時から仲が良いようだ。
逆にのん自身の祝辞の時には、デビュー時にふわりのファンとなっていたようであり、らぁらへの言葉は無くふわりの好きになった部分を話していた。
ここでもらぁらにサインを貰ってくるようにお願いしていた(実際に書いてもらったかは不明)
60話ではらぁらと一緒にプールへ。
栃乙女愛と錦鯉コーチが滝登りを達成し、彼女が努力と才能について考え外国行きを断ったとき、それを見ていたのんはらぁらに言葉をかける。
「お姉ちゃんも天才じゃないんだから、もっと努力して頑張ってね」
直接口に出すのは彼女にしては珍しく、言い回しの形になってはいるが心の中でいつも応援しているようだ。
62話の花火大会では二人とも浴衣を着て、花火をらぁらと仲良く見に来ているシーンが一瞬だけ映し出された(画面左)。
63話ではテレビに出演しているらぁらにパパのパスタから花環が送られているのが確認出来る。
ファンの期待と妹の想いを背負った67話での真中姉妹
強くてカッコイイお姉ちゃんが好き!
66話で怪盗ジーニアスの予告を受けたコズミック オムライス ダ・ヴィンチは、コーデ強奪を恐れてライブ中止を決める。らぁらも一存で決める事は出来ず、どこか腑に落ちない様子だったがそれに従った。
しかしその日、中止を知らないのんは部屋に飛び込んでくると
「明日のお披露目ライブ、私のクラス全員見るって」「妹に恥かかせない様に頑張るんだよ」
ととても嬉しそうに話す。クラスメイトには自慢の姉として伝わっているのだろう。
ここでようやく、らぁらからコーデが盗まれるのを防ぐために、ライブを取り止めにしたと聞いたのん。その後震える声で一度「お姉ちゃん」と呼ぶが、よく見ると瞳が揺れているのが分かる。
そして……
「お姉ちゃんの弱虫!」
とベッドに寝ているらぁらにダイブ。
馬乗りになると、眼を白黒させている姉に向かって想っていた気持ちを話す。
それは、プリチケが届いていない純粋なファンからの目線であった。
「私も、私の友達もみんな、まだプリチケ来てないから、プリパラ行きたくても行けないんだよ?」「テレビでライブ見て、応援するのが楽しみなのにー!」
アイドルはライブをするもの。ファンはアイドルを応援するもの。
しかしアイドルがライブをしなければ、アイドルを待つファンは応援することすら出来ない。
つまりアイドルがファンを蔑ろにしてると言ってもいいだろう。
怪盗ジーニアスに弱腰になったらぁらを「弱虫」と断じたのも、のんの真面目さ・アイドルへの憧れの強さ等の理由があったからだろう。
そこから続き、「アイドル」から「姉のらぁら」への言葉に変わる。
「二回連続グランプリって、お姉ちゃんにしては凄いって思ってたのに」
「ちょっとだけ褒めてあげていいかなって、思ってたのに!」
ここ最近のらぁらの頑張りをのんも評価していた。
49話でらぁらがウサチャに語った“妹にカッコイイ所を見せようと頑張っている”努力は、キチンとのんに伝わっていたのだ。
27話で語った夢の内容。そして怪盗から退いたらぁらへの怒りと失望から、彼女の理想が強くてカッコイイアイドル、まさに「らぁら」であると分かるシーンである。
感情的になり声が震えている、瞳が潤んでいる、段々と力弱くなっていくことから泣く寸前だったのだろうか。
「怪盗に負けちゃうなんか最低!」「弱虫お姉ちゃんなんて、大っ嫌い!」
言い終えるとのんはすぐにらぁらから降りて部屋を飛び出していった。
それから妹の言葉と、友人である栄子などの期待もあり、らぁらはついにライブすることを決断する。
その後はドリームシアターライブを両親と一緒に見る姿が確認出来る。
しかし結局コーデは盗まれてしまい取り返せなかったが、プリパスに通話が来て
「コーデは盗まれちゃったけど、頑張ったね!」「褒めてあげる!」
コーデが盗まれることを恐れずライブをした。
例え結果がどうであれ、意思の強さを示したのだ。
らぁらのそこが、のんの一番尊敬している部分なのかもしれない。
68話~89話の真中姉妹
らぁらの誕生日である71話では物語冒頭から彼女の早食いを注意。
また回想で幼い時の姿が確認でき、このことから幼い時から姉の誕生日を祝ってきていると考えられる。
スプドリ回である86話では、朝家を出発するらぁらにファルルと同じくらい応援していると激励をした。
ドリームパレード終了後の第89話では、らぁらの事を「なかなか輝いていたし、最高と言ってもいい」褒めた。この時点でののんの(建前上の)アイドルランクは、らぁらは(3番目に応援しているひびきを除く全員も含めて)ファルルの次に応援しているとの事である。
90話以降の真中姉妹
90話の冒頭、家の手伝いに一生懸命で待ち合わせを忘れていたらぁらに、いつもの如く時間を教えてあげるフォロー。
91話では偶然拾った赤ん坊・ジュルルを拾った事で混乱したらぁらを注意→らぁらがママになったと大喜び。さらにジュルルの子育てもしっかりフォローして姉をサポート、さらにらぁらがジュルルの事がばれる事でアイドル人生が台無しになる事を危惧して、ジュルルの事は内密にする様らぁらに忠告する等、大好きな姉を守ろうとする姿勢は相変わらずである。
92話では、姉妹揃って登校している場面がある。93話でも、遅刻しそうになったらぁらを起こしている場面がある。
そして、これから。
37話でメイキングドラマに登場したことに「直前でプリチケが届いた」と考える人や、ドリームパレードの"5人"参加、そしてめが兄ぃの「意外な組み合わせかもしれません」との発言から、真中のんのプリパラデビューが期待されている。
願わくば大好きなお姉ちゃんと、一緒のステージで歌う姿が見れることを…
関連タグ
真中らぁら 最愛の姉でありライバル。
ファルル、アロマゲドン、緑風ふわり、ピンクアクトレス のんの大ファンであるアイドル。
真中姉妹 カップリングとタグ付けに注意。