CV:林原めぐみ
概要
映画版オリジナルキャラクター。
「絵本の国」の住人で、みゆき達5人を絵本の世界に導く、というのが事前情報で公開されている。
『絵本の世界』に住んでいる女の子。アホ毛と鳥の翼のようなツインテールが特徴。
みゆきと頭一個分くらいの身長差。追われているところを世界の絵本展覧会へ訪れていたみゆき達に助けられる。
そのお礼として、みんなを絵本世界へ招待する。
どうやらみゆきのことを知っているようだが…?
小ネタ
中の人は何かとスマイルプリキュアに多いアニポケ長期出演声優の1人。無印からベストウイッシュのムサシ、無印での主力兼AGのフロンティア編で活躍を収めたフシギダネ、AGではエネコ、DPではヒコザル、ベストウイッシュではツタージャも担当。
ポケモン関連のラジオ番組では、みゆきやれいかの中の人がゲスト出演した時にムサシが「林原さんも出てる」とこの映画について語っていた。
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外部リンク
ここから先は物語の核心について触れられています。
ネタバレにはご注意ください。
正体
幼い頃、みゆきが拾った絵本の主人公であり、名前の由来は「ニコニコした笑顔でみんなを幸せにする」ことから。
皆を笑顔にする力を持っていて、喧嘩ばかりしていた動物たちも笑顔にするほど。だが、笑顔が大嫌いな魔王にさらわれてしまう。話の途中でページが破られており、幼かったみゆきが、破れたページの続きを描くと約束したのだが、物語のエンディングを思うように描けなかったために諦めてしまい、いつしか忘れられてしまった。
待ち続けていたが、そのことを魔王に着け込まれ笑顔を(特にみゆきの)を憎むようになる(なお、彼女の憎しみが魔王に力を与えている。おそらく彼女自身が何らかの力を持っていると思われる)。
劇中での活躍
魔王と協力し絵本の世界をめちゃくちゃにした。その上笑顔の無い世界、終わりの無い世界にしようとたくらむ。影から魔王の力を使うことが出来、物語の主役たちを操ってプリキュアと敵対する。
みゆきを「嘘つき」「大嫌い」となじり、みんなを巻き込んだ(四人をプリキュアの使命に巻き込んだことも含めて)と指摘するなど精神的に追い詰める。しかしみんなに励まされたみゆきの必死の謝罪や「ニコちゃんに笑顔の大切さを教えてもらった」という言葉に動揺する。
姿を表した魔王に閉じ込められてしまうが、必死に自分を助けようとするみゆきや、キャンディや牛魔王に自分の気持ちに素直になるよう説得されみゆきが大好きなことに気付き、魔王を説得しようとする。用済みとばかりに魔王の攻撃にさらされそうになるも、みゆきに庇われる。だが、彼女の祈りでウルトラキュアハッピーに変身するきっかけをつくった。
浄化された魔王を赦し、みゆき達や物語の人物たちに謝罪した。また、みゆきに「大好き」と伝え完全に和解した。EDでは魔王とともに各物語の世界を巡る姿が描かれている。
なお、後発のオールスターズ映画ではモブキャラとしてさえも出演できていない。
ベベルやつむぎが「春のカーニバル」でモブ出演の機会を得たにもかかわらず、である。
ニコちゃんは泣いていい。いっそ血の涙を流していい。