照ノ富士 春雄(てるのふじ はるお)は、モンゴル・ウランバートル出身の大相撲力士。
本名はガントルガ・ガンエルデネ。
1991年11月29日生まれ。身長191cm、体重180kg。
概要
親戚が白鵬の父親と仲がよく、その縁で柔道を始め相撲にも興味を持つようになる。当時モンゴルは朝青龍の活躍により空前の大相撲ブームであったため「自分も日本に行きたい」と思うようになる。
2009年に鳥取城北高が留学生を募集した50名の中で優勝し、この際に準優勝した逸ノ城と同じ飛行機で来日。同校1年のクラスに入った。
2010年に間垣部屋に入門。幕下昇進まで、全ての段を1場所で通過するなど順調に出世。
2015年に1月場所の東前頭2枚目から、3月場所には一気に関脇に昇進。36連勝中だった横綱の白鵬を破り、5月場所では優勝を果たした。これにより大関に昇進。
三役2場所での大関昇進は、年6場所制になった1958年以降では初となるスピード出世である。
このまま最短で横綱になるか、とも思われたが2015年9月場所で負傷。
「右膝の前十字靱帯損傷・外側半月板損傷」と診断され、以降は右鎖骨骨折で休場するなど怪我に苦しんでいる。