概要
大阪高速鉄道は大阪府内で2つの跨座式モノレールの路線を運営している大阪府出資の第三セクター会社である。一般には大阪モノレールと呼ばれている。
大阪府以外には沿線各市・関西大手私鉄各社(阪急・京阪・近鉄・南海・阪神)や北大阪急行電鉄・泉北高速鉄道などが出資している。
総営業距離28.0kmで2011年に中国の重慶軌道交通3号線が開業するまではモノレールとして世界最長だった。
路線
1990年に千里中央-南茨木間で開業し、現在本線と彩都線の2路線存在する。本線の正式名称は大阪モノレール線、彩都線の正式名称は国際文化公園都市線となっている。
本線は大阪の中心部から放射状に伸びる各鉄道路線と接続し、大阪の中心部を経由せずに移動することができるようにする目的で建設され、彩都線は国際文化公園都市、愛称彩都と呼ばれるニュータウンへの路線として建設された。
本線の内、柴原-門真市は中国自動車道と近畿自動車道に並走している。
本線・彩都線共に延伸計画があり、本線では門真市から近鉄奈良線と近畿道との交差地点(瓜生堂)を経て堺市方面と大阪空港から兵庫県伊丹市方面への延伸計画が、彩都線では彩都の東地区への延伸計画がある。
駅一覧
本線 | 大阪空港-蛍池-柴原-少路-千里中央-山田-万博記念公園-宇野辺-南茨木-沢良宜-摂津-南摂津-大日-門真市 |
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彩都線 | (本線千里中央まで一部直通-)万博記念公園-公園東口-阪大病院前-豊川-彩都西 |
蛍池では阪急宝塚本線、千里中央では北大阪急行電鉄(大阪市営地下鉄御堂筋線方面)、山田では阪急千里線、南茨木では阪急京都本線、大日では大阪市営地下鉄谷町線、門真市では京阪本線と乗り換えができる。
キャラクター
マナー広告
大阪モノレール独自のマナー啓発広告にポニーテールの女の子がいる。名前などは不明。
豊川まどか(鉄道むすめ)
電撃ホビーマガジン2015年7月号(同年5月発売号)のトミーテックの企画「鉄道むすめPickUP!!」にて初登場したキャラクター。同年5月31日から2016年3月まで運行予定の大阪モノレール25周年記念列車およびセブン-イレブン号の門真市寄りに豊川まどかがラッピングされている。名前の由来は豊川駅と門真市駅の逆読み。