概要
東急田園都市線の混雑緩和の為に1992年・1993年に製造された通勤形電車である。当形式は東急8500系の置き換えを考慮していない為、10両編成3本のみの製造にとどまった。おなじVVVF制御の東急9000系を基本にしているが、混雑対策の為、クロスシート(ボックスシート)は設置されていない。9000系とは4ドア・20m車で共通しているが、クーラーのキセの形状が両者で異なる。
3編成のみの少数派となったことから、乗務員訓練などの関係で東武鉄道への乗り入れ対応機器などは搭載せず(東武伊勢崎線に乗り入れる事が出来ない)、同線には直通しない運用(東京メトロ半蔵門線、押上駅まで)に使用されている。
近年では前照灯をLEDに交換する工事が行われた。