刀について詳しくは→鶴丸国永を参照。
プロフィール
| 名前 | 鶴丸国永 |
|---|---|
| 種類 | 太刀 |
| 刀派 | なし |
| 刀工 | 五条国永 |
| 身長 | 177cm |
| 一人称 | 俺 |
| CV | 斉藤壮馬 |
| イラストレーター | Izumi |
「よっ。鶴丸国永だ。俺みたいのが突然来て驚いたか？」
「……わっ！ ははは。驚いたか？ ああ、いやいや、すまんすまん。」
「予想外だったか？ガラ空きだぜ！」
「紅白に染まった俺を見たんだ…あとは死んでもめでたいだろう。」
概要
ニトロプラスがシナリオ・キャラクターデザインを担当する、DMM.comで配信中のプラウザゲーム『刀剣乱舞』に登場する太刀の刀剣男士。
作者は平安時代の刀工・五条国永。現存する国永作の刀剣は数少ないが、その中でも特に優れた一振りである。国永は同じ平安時代の刀工・三条宗近の弟子筋にあたる。
三条宗近はご存じの通り三日月宗近の作者であり、国永の祖父・有国（在国）が彼の直接の門人であったようだ。(wikiより)ただし、ゲーム内での鶴丸は三条派でも五条派でもなく刀派が無い設定なので注意。
ゲーム開始日から実装されてるが、長らく回想も特殊台詞もなく、元主や他の刀剣男士の話題を振ることもないので謎が多い人物だった。2016年6月23日に太鼓鐘貞宗の実装と共に伊達組との回想と内番が追加された。
性能
レアリティ4の刀剣男士。全太刀男士中必殺値が3番目に高い。(1位は髭切2位は膝丸)
ステータス総合値は最下位だが偏りがなく、扱いやすいバランス型。
監修を務める芝村裕吏氏曰く、鶴丸がレア枠なのは「刃生経験が豊富だから」とのこと。
キャラクター像
設定文
『平安時代の刀工、五条国永の在銘太刀。鶴を思わせる白い衣を身に纏い、赤は戦ううちにつくだろうからなどと軽く言ってのける。そのさが、軽妙で酔狂であっても戦うことを忘れたことはない』(刀剣乱舞絢爛図録より引用)
容姿と性格
フードが付いた真っ白な着物に金の鎖をまとった細身の青年。ゲーム画面ではわかりにくいが首に付けているのも鎖で、Izumi氏曰くこれは兵庫鎖とのこと。手には中指と薬指以外が指貫になっている黒手袋を着用している。
儚げな風貌を裏切るような飄々とした性格であり、気さくで男前な言動が多い。なにより「刃生(人生)には驚きが必要なのさ。予想し得る出来事だけじゃあ、心が先に死んでいく」という台詞から「驚き」に重きを置いていることが分かる。
索敵時に布陣の穴をついた奇襲を提案したり、遠征時には遠征先の人々に対して驚きを与えようとしたり、驚かせることに対して余念がない。また、驚かせる対象は敵のみにとどまらず、主人である審神者や他の刀剣男士のことも驚かせようとする。相手が素直に驚いていると「仕事のしがいがあるなぁ」と喜ぶようだ。戦績や万屋ボイスでは冗談を言うお茶目な一面も。
畑当番や馬当番などは表立って不満は言わずこなすようだが、特に畑仕事は乗り気ではないところが伊達組との会話で伺える。上記の情報で常に驚き第一のように誤解されがちな彼だが、装備品は驚きよりも性能を重視しており(ただし見た目は除く)、任務確認の際は審神者に忠言する一面もあるようだ。
戦闘時でも飄々とした態度は崩さず、ボスマスでは「全く…こういう本陣でございと言いたげなのはどうなんだ」と敵にダメ出しまでしており、中・重症ボイスではピンチにもかかわらず「いいねぇ…驚かせてもらったぜ…！」と敵を称賛している。
伊達組との関係
信頼関係を築いておりとても楽しげな様子。
現時点で燭台切光忠のことを「光坊」、大倶利伽羅のことを「加羅坊」と愛称で呼んでおり、光忠からは「鶴さん」と呼ばれていることが判明している。
大倶利伽羅との内番では人との関わりを避ける大倶利伽羅自ら鶴丸に話しかけていたり、太鼓鐘貞宗との内番終了時には不穏な台詞を残している。本丸の平穏の為にもこの二人に畑当番は任せないほうがいいのかもしれない。また光忠との内番では有機野菜の肥料の臭いにいつもの余裕ある態度をなくして慌てており、終了時には呂律がまわらなくなる程驚いてしまったようだ。手入れ部屋に入れる際に「白い衣装は汚れが目立つ」と発言していることもあり意外と綺麗好きなのかもしれない。
来歴
「平安時代に打たれてから主を転々としてきた」と述べている通り、一つの所に長くは留まらない刃生を辿っている。
鶴丸の号の由来は不明。墓から暴かれたことから『陵丸』、伊達家が所有するまでハバキに竜胆の透かしがあったことから『利無動』の異称を持つ。
初代主は鬼女紅葉伝説で有名な平維茂と言われる。後に鎌倉時代に有力御家人であった安達氏に伝わり、霜月騒動で一族が滅ぼされた際に主と共に埋葬されるが、執権である北条貞時に墓を暴かれている。一説に貞時は鶴丸欲しさに墓を暴いたと伝わる。
その後も主を転々とし、貞享年間には京都の藤森神社に奉納されているところを刀剣鑑定で名高い本阿弥家に持ち出され、仙台の伊達家に譲られることに。伊達家で200年過ごした後、明治天皇に献上され現在に至る。
墓暴きや神社部分について本人は「ま、それだけ人気があったってことだなあ。」と語るが、最後には「……ただなあ、俺欲しさに、墓を暴いたり、神社から取り出したりは 感心できないよなあ……」と発言している。
正月ボイス
驚きを求める姿勢はあい変わらず。お屠蘇気分の仲間に驚きをもたらそうとしており、きみもやるかい？と審神者に誘いかけてくる。このボイスにより鶴丸の二人称はひらがな表記の「きみ」であることが判明した。にっかり青江や髭切の二人称は漢字表記の「君」なので、ひらがな表記は鶴丸のみである。なぜこのようなニュアンスなのかは不明。
余談
・二次創作で馴染み深いアイテムとなっている鼻眼鏡だが、実は原作ではかけたことがない。
・声優の斎藤壮馬氏は鯰尾藤四郎のような好青年や少年の役を得意としている。なので鶴丸程低い声のキャラクターを演じるのは珍しいとのこと。
・ちなみに鶴丸の「やれやれ、退屈で死んでしまいそうだぜ」という放置ボイスは、『寂しがり屋のお爺ちゃん』と解釈しているとのこと。
・鶴丸がお爺ちゃん枠と広まったのは、タペストリー売り上げが三日月宗近とワンツーで並んでいるところを見たでじたろう氏が「おじいちゃん系強し！」とコメントしたからである。平安刀は基本的にお爺ちゃん枠のようである。
カードファイト!!ヴァンガード
こちらではカードファイト!!ヴァンガードのタイトルブースター刀剣乱舞で収録された彼も紹介する。
こちらはRRRの中で最もシングルカード相場が一番高いという驚きの価格を持つ。
その理由としては2つの優秀な効果を持っていることが原因である。
一つ目はヴァンガードの彼の攻撃がヒットした場合ソウルブラストを1枚払うことで裏側のダメージゾーンを1枚表にし（カウンターチャージ）、さらにドロップゾーンからグレード3のカードを1枚手札に加える「誉」（1ターンに全体一度）の効果。
相手がヒットを許した場合カウンターコストを1枚回復した上、超越（ストライド）のコストまでも回収するため、相手はどうしても彼のヒットを許さないだろう。
そしてもう一つはこのユニットが超越（ストライド）したとき1枚ソウルチャージし自分のユニットを二体選びパワー3000アップという超越ボーナスをもつ。
ここまで来ると効果の一つ一つに無駄がないため刀剣乱舞のクランに必須のカードに相応しい。
フレーバーテキスト
「さあ、大舞台の始まりだ！」
関連イラスト
※イラスト検索の際は、無印(鶴丸国永)での検索を推奨する。
