概要
舞台版P4Uでのキャスト:青野楓
テレビの中を探索する自称特別捜査隊の前に立ちふさがる、謎の少女。八十神高校の制服を着ており、「八十神高校の生徒会長」と名乗る。テレビの中の八十神高校とよく似たダンジョンに現れる、自称「生徒会長」。彼女の目的とは一体…? (以上、公式サイトより) |
『P4U』に登場するオリジナルキャラクター。
アーケードモードではNPCキャラクターとして、プレイヤーの前に立ちはだかる。
※本来の初出は「ペルソナ3」のドラマCD「Moonlight」で、名前だけがちらっと出る。本作にてビジュアルが初公開された。
一人称は「ウチ」、口調は京よりの関西弁でかわいい。
『P4U』では、キャラ全員にメガネを装着する設定があるが、ラビリスのメガネは頭にカチューシャの様に付いているパーツに瓜二つの見た目をしている特殊な形のメガネである。
Pixivで「ラビリス」を検索したい時
※Pixivでは本記事のタグを使わず、殆ど「ラビリス」タグで作品投稿されている。
彼女の描かれた作品を閲覧したい場合は、「ラビリス」タグと「P4U」タグもしくは「P4U2」タグを併用しての検索を推奨する(「ラビリス(P4U)」タグでの投稿作品は、1作品も存在しないですが彼女に関する記述が莫大な為致し方なくこちらに詳細を記載します)。
関連イラスト
関連タグ
filia:格ゲー出身で声優が同じ、精神体が独立した別キャラが存在する等共通点が多いキャラ。
下記はネタバレ要素の強い文章になります |
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ゲームをネタバレなしで楽しみたい人は閲覧しない事を勧めます。
『P4U』でのラビリス(ネタバレ注意)
NPCキャラクターとして
アーケード筐体稼働当初は、アーケードモードでNPCキャラクターとして、プレイヤーの前に立ちはだかる(ラスト前に登場、例外として、クマでプレイ時には5人目の対戦者・自称生徒会長として登場。クマからはカイチョーと呼ばれる)。
その正体はアイギスと同じ、対シャドウ用兵器。「訳あって封印されていた」らしい。
本編では記憶を失っており自らを人間と思い込んでいたらしく、連れ戻そうと説得しようにも事実を否定しようとし、戦闘となる。
彼女もまた、他の登場人物と同様、自らのシャドウ(シャドウラビリス(後記))に悩まされる事となる。
対シャドウ特殊兵装がシャドウに脅かされてどうするんだとも思うが、シャドウの根源からすれば、ペルソナを操る心を持つ限り、シャドウの存在を払拭はできない以上、やむなしなのかも知れない(後継機であるアイギスもまた、己の心の影が生んだ存在から逃れることは出来なかった)。
彼女のシャドウに関しては、自身の過去の出来事に起因しているらしい。
詳細は、家庭用版『P4U』のラビリスのストーリーモード(家庭用版書き下ろしシナリオ)で明らかになっている。
プレイアブルキャラクターとして
2012年3月22日にプレイアブルキャラクターとして解禁された。
ストーリーは上記のアーケードモードのEDでシャドウと同一化した後という設定で、バトル後に対戦相手と親しげに話す。
「P4」のキャラクターとは、事件を通じて仲間とも呼べる間柄になったため、陽介戦後には足が速いと感心し「かけっこで勝負する?」と言ったり、雪子に「ウチ、温泉入っても大丈夫やろか…」と聞いてみたりと友達のように親しく会話しており、クマ戦後には「もっと強くならんといけんよ、ウチのナイト様になるんやろ?」とストーリーモードにも関連したフラグっぽい台詞を言う。
「P3」のメンバーとも親しげで、『P4U』終結後に桐条美鶴の組織した『シャドウワーカー』に参加したこともあってか、(美鶴戦後には美鶴が学生時代に生徒会長だったのを感心したり、明彦戦後には、明彦のパンチに感心し自分でもパンチを打とうとして手がすっぽ抜けたり、アイギス戦後には「けど負けんよ?お姉ちゃんやからな!」と負けず嫌いな一面を覗かせたりする。なお、ナビではアイギスに「姉さん」と呼ばれており、姉妹として仲良くやっている模様。
戦闘スタイル
使用ペルソナは、アリアドネ(EDでシャドウと同一化した時に出現したペルソナ)
使用武器は「斧」
ブースターのようなものがついた、非常にメカっぽい大斧を扱う。
(バトル勝利後にリュックサックみたく背負って画面の上側に飛んでいくことがある)
戦い方も非常にパワフルで、スキルによっては攻撃時にアーマーが付与されていたりもする。
中でも、覚醒SPスキルのブルータルインパクトは弱ボタン強ボタンの押しわけで打つタイミングをずらせる(打つ前の溜め時間と溜めた後の移動距離が違う)、強ボタンでガード不能しかも、強ボタン弱ボタン両方にアーマー付与され、当たるとキャラによっては半分近く体力を持っていかれる。
「皆殺しの猛牛総統」
シャドウラビリス
2012年4月19日にはシャドウラビリスもプレイアブルキャラとして解禁された。
ラビリスのシャドウであり、『P4U』の事件を引き起こした張本人。アーケードモードのボスも務める。
口調は標準語、性格は暴力的、目付きもあやぶい、とある勝利ポーズや一部台詞がそこはかとなくセクシー。と、かなりラビリスとは異なっており、ほとんど別キャラの様。
戦闘後台詞では「仲間」「絆」そして「桐条」を憎んでいるらしいことがわかる。
戦闘スタイルは斧を使う。一部モーションはラビリスのコンパチとラビリスに似通った部分はあるが、後ろに控える大型シャドウ「アステリオス」を操り、本体と挟み撃ちなどの連携をしてコンボを繋いでいくのが主な戦術となるため、ほとんど別キャラ。ラビリスとはまた違った楽しみ方が出来る。
基本的にシャドウなのでボスっぽい扱いはされている…のだが、家庭用版ストーリーモードでエリザベスに無視されて「こっち見ろ!」と癇癪を起こしたり、投げなどの一部台詞が「バイバーイ☆」「あたしが一番強いんだー!(覚醒時)」など可愛らしいものであることなどが手伝って萌えキャラ扱いされることもあり、「シャビリス」「シャビちゃん」などと親しげなあだ名まである。
『P4U2』ではほとんど出番がなく、アーケードモードも追加キャラの様な扱いと出演は絶望的かと思われていたが、家庭版PVですごくイイ笑顔で斧を持ち、「クソガキ」を煽るシャビリスのCGが公開され、ストーリーモードに登場することが確定となった。
なお、ストーリーモードでは更なる萌え属性も獲得した。気になる人はゲームをプレイしよう。
ちなみに名前にシャドウとはついているもののシャドウ暴走は使用できないので注意。
『P4U2』のラビリス
『P4U2』にも参戦。
アーケードモードではシャドウワーカーに参加し、突如八十稲羽で消息を絶った美鶴やアイギスを救出すべく、岳羽ゆかりや天田乾、コロマルらと共に再び八十稲羽に降り立ち、タルタロスそっくりになった八十神高校を目指す。
その過程で戦った仲間のシャドウに「仲間に迷惑をかけた」という自身の負い目を衝かれ、くじけそうになるが、本物の久慈川りせの励ましに戦意を取り戻し、アイギス救出に成功。
その後、アイギス達を捕らえシャドウを手駒として利用している黒幕が、『P4U』にて自分を利用した存在と確信したラビリスは、元凶を捕らえるべく、八十神高校が変化した塔の最上階を目指す。
そこで会った「ミナヅキショウ」と名乗る少年を下したラビリスだったが、そこで異変が起きたところでアーケードモードは終了し、続きは家庭版『P4U2』で明かされる。