曖昧さ回避
概要
脊索動物の一群。
無脊椎動物とはいっても割と高度な神経系を持っており、近縁種のナメクジウオに至っては脊椎の原型とも言える「脊索」という組織を持っており、脊椎動物のご先祖様として見られることがある。まさに人は見かけによらぬもの。
また、一応動物であるにも関わらず体内でセルロースを合成する能力を持っている。
大体は海底とかにくっついているのであるが、オタマボヤと呼ばれる種類は、綱レベルで違ってるけど、オタマジャクシ型幼生の状態で大人になり、そのセルロースとタンパク質で「濾過器つきの家(ハウスと呼ばれる)」をこしらえて、家ごと移動し続け、推力である尻尾振りでできる水流により、来る餌を家でフィルタリングして取るという、『民明書房』で取り上げられる中国の武将に居そうな生活を送る。勿論フィルターは普通に詰まったり、家に藻が生えたりするので一定期間すると家を基礎から作り直す。その捨てられた家は、ウナギの幼生がよく食っている。
食材としてのホヤ
ホヤは日本・韓国・フランス・チリ等の国において食用とされることがある。
独特の香りと甘みがあり、好みが分かれるが好きな人はとことんハマるとか。
尚、鮮度が落ちると金属臭のような独特の臭みを発する。