発情期

はつじょうき

動物の求愛行動、生殖行動への欲求が増大する時期のこと

概要

「発情期」(ヒート、さかり)は、求愛行動、生殖行動への欲求が増大する時期の事である。

その状態を「発情」と言う。

種により周期は異なるが、一般的には、メスの排卵期と連動している。

例えば、猫は『春が発情期』という解釈が多いが、猫の発情期は年4回ある。

逆に、兎や鼠のように、通年を通して妊娠可能な動物には、普段と異なる行動等を行うような発情期はない。

逆に言うと、年中発情期とも言える。

ちなみにヒトも年中発情期である。

多くの動物は、メスにのみ周期的な発情期が発現する。（排卵期に連動するため。）

オスは、発情しているメスの匂いに刺激されて受動的に発情するためで、性成熟した雄は通年で生殖可能である。

ヒトもメスの匂いでオスが発情するという性質は一応持っているらしい。

獣耳なキャラクターがえっちしたいアピールをしているイラストにつけられることが多いタグである。

元々の意味からもR-18タグと併用されることが多い。

発情期の時の猫は、朝～晩までいつもとは異なる赤ん坊のような独特の、（人によっては気持ち悪いと感じる）鳴き声を出すようになる。

これにより近所に迷惑をかけることもあり、飼っている本人にもストレスを生じさせることがある。

※ちなみに上記のイラストにあるセリフはDRAGON KNIGHT版王蛇さん…ではなくその吹き替えを行った人が別作品で演じたキャラの発言（いわゆる中の人ネタ）である。

実際かなり気になるような鳴き声で、猫好きですらこれだけは苦手とする人もいるレベルだったりする。

そのため、特に外飼いの場合は（知らない間に子供ができてしまうことを防ぐという意義もあり、）去勢手術を行うことが奨められている。