CV:中村尚子
人物像
FOXHOUND隊員。年齢は20代。身長176㎝。
北方アーリア系の血を引く金髪碧眼の美女で、クルド人。
ネパール出身のグルカ兵から学んだ超人的な狙撃技術と持久力を持つ天才狙撃手であり、一週間もの間、狙撃姿勢を保ち続けることができる。
弾丸に水銀を詰めた特製マーキュリーチップを使用し、抗不安薬を服用している。
紛争地帯で生まれ、ビッグボスに拾われてアメリカへ渡った後、スナイパーとして傍観者の立場となり、FOXHOUNDへと入隊する。
狼犬(ウルフドッグ)に自分の境遇を重ねて家族とみなし、世話をしている。
オタコンは彼女に好意を寄せていたが…
スネークはストックホルム症候群かリマ症候群だろうと推測していたが実際はウルフもオタコンに好意を抱いていた。
劇中での活躍(ネタバレ注意!)
サイコ・マンティスを倒した後の所長室を抜けた洞窟の先で、スネークをおびき出す囮にする為に通信塔からメリルを狙撃し、スネークが出てくると狙撃対決に持ち込む。
この対決には敗れて肩を負傷したものの、通信塔付近にスネークが来るとその前に現れて気絶させた。
その後、オセロットによるスネークの拷問中にメリルの所へ行きその光景をメリルに見せながら侮辱した。(バンドデシネにて)
最期は、雪原にてソリッド・スネークと一騎討ちをし(通信塔と同じ手をオタコンでしようとした)その際に、致命傷を負いスネークに介錯される形で絶命した。(バンドデシネでは、オタコンへの感謝の気持ちを告白しそのまま命を落とした。)
この時に、ビッグボスに救われた事を打ち明けていて、スネークのことを『英雄(サラディン)』と言っている。
その死は、オタコンの心に深い傷を残し、4年後にオタコンの妹が、9年後にナオミが死んだ時も彼女の事を思い出させた。
13年たっても心の傷は癒えておらず、オタコンは女性との付き合いを敬遠している。