レイバンのサングラスとは、一時期ツイッターで蔓延したスパムである。
(16/10/16また発生しつつあるようだ。)
概要
ツイッターのアカウントが乗っ取られ、フォロワーに向けてスパムツイートを投稿しまくるという厄介な内容のスパムである。
一般的にtwitterで発生するスパム投稿といえば「アプリ連携」、すなわち「何らかのアプリをtwitter上で使用するための許可を出す」ことにより引き起こされているケースが多いが、このスパム投稿の場合アプリ連携は無関係であるといわれ、他社からのパスワード流出、あるいはパスワードの総当たりが原因とされており、有名人のアカウントも被害に遭っている他、Facebookでも同様の被害があるようだ。
対策
ほかのサービスで使用しているパスワードの漏洩により発生していると推測されるため、パスワードを変更することが予防、対処策ということである。
……もう一度言うが、実在するサングラスブランドのレイバンとはなんら無関係である。サイトにアクセスしただけでウイルスを仕込まれたり、購入してもおそらく商品は届かずクレジットカードのデータを勝手に使用されるうえ、わけのわからないスパムが届くようになると推測され、よくても偽物が送り付けられる。
レイバンについて
この会社は本来アメリカ合衆国でドイツからの移民二名、眼鏡職人のヤン・ヤコブ・ボシュと出資者であるヘンリー・ロムにより作られた会社、ボシュロムが20世紀初め頃にアメリカ陸軍の依頼によりパイロット用サングラスを作成することになったが、それが現代でも販売されている「アビエイター」というモデルの元となったものである。
1937年に一般に販売され、ボシュロムが製造販売を手掛けていたが、コンタクトレンズや眼科用医薬品分野に専念するため光学部門などをを売却し始め、1999年にイタリアの眼鏡会社であるLuxotticaにブランドが売却され、現在に至る。
ちなみに、たむらけんじやタモリが着用している。このブランドのサングラスはアビエイターをはじめ、少なくとも2万円以上する高級品である。
関連イラスト
あまりにも席巻しすぎたために一部ではネタにされる始末であり、pixivにもパロディ作品が投稿されている。
関連タグ
余談
現在は他のメーカー、例えばスポーツ用サングラスで有名な「オークリー」などを騙った同じようなスパムが引き続き発生している為、同様の対策をしておく事は必要だろう。
しかし、またもや同じようなレイバンスパムの目撃例が発生してしまった。しかも、今度は値上げである。この記事を見ている皆様は、こうしたスパムを発見してもリンクを踏まないように警戒して欲しい。
Twitterでまたも“レイバンスパム”が猛威 Twitter民「レイバン!? 生きていたのか……」「地味に値上げしてて笑った」(ねとらぼ)