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スぺーシアの編集履歴

2011-01-23 13:34:09 バージョン

スぺーシア

スぺーシア(Specia)とは、東武鉄道の特急車両、100系の愛称。


概要

「デラックスロマンスカー(略してDRC)」などと呼ばれ、大絶賛された1720系の後継車で、有料特急列車の運用しか就かない。

また、伊勢崎線東武動物公園以遠は、乗り入れ可能だが、実績がない。


車体

アルミニウム合金製。車体全体が白く塗装され、窓周りは黒に近い褐色、その周りを濃淡のオレンジのラインが走る。

4号車に「SPECIA」とロゴが描かれており、エンブレムも貼られている。ただし、エンブレムの位置は不明。

先頭形状は正面から見ると卵型、横から見ると流線型に見える、3次元曲面構造となっている。


性能

特急用車両なので、加速度は低くとられている。最高速度も東武30000系と大差はないが、30000系は停車することが圧倒的に多いため、100系が勝ることになる。

東武の特急形車両で初めてVVVFインバータ制御が採用された。日立製作所製で、素子にGTOを使っているため、走行音が南海のラピートに似ている。

オールM構成なので、どこにいても走行音が楽しめる。鉄音ファンは乗るべし!


内装

先述のとおり、この車両は「デラックスロマンスカー」こと1720系の後継車なので、内装は豪華に造られている。

コンパートメント

スぺーシアの最大の魅力は、4号車にあるコンパートメントシート。

4人が2人ずつ向かい合う形でシートが置かれており、また、コンパートメントなので、個室になっているのもうれしい。

ワゴン販売サービスも来てくれる。

カフェテリア

私鉄の特急形車両では珍しく、カフェテリアを4号車に設置している。

ここは、ワゴン販売サービスの基地にもなっており、ワゴンで売られているものは大抵ここでも買える。

なお、カフェテリアを設置している私鉄特急は、この車両を除くと、小田急50000形「VSE」・60000形「MSE」のみとなる。


運用

東武線内では「けごん」・「きぬ」に専用で使われ、JR線直通運用(新宿駅まで、東北本線湘南新宿ライン経由)のものは「スペーシア日光」・「スぺーシアきぬがわ」に使われる。

JR線直通列車は栗橋駅で東武からJRへと渡り、大宮駅・赤羽駅・池袋駅に停まる。


けごん

浅草~東武日光間を結ぶ。列車名の由来は、日光にある「華厳の滝」から。

また、新宿・池袋へ向かうJR線経由のものもある。こちらは「スぺーシア日光」と呼ばれる。「日光」は、JR東日本485系または189系「彩野」での運行であるが、253系への置換が予定されている。

もともとは下今市のみ停車する速達型であったが、現在は北千住・西新井・春日部・鹿沼市にも停まる。

きぬ

浅草~鬼怒川温泉・新藤原間を結ぶ。列車名は「鬼怒川温泉」からとられている。

もとから今の「けごん」停車駅に停車していた。

なお、JR線直通で池袋・新宿行のものは、「きぬがわ」と呼び、100系使用のものは「スぺーシアきぬがわ」と呼ぶ。こちらは「日光」より若干本数が多い。


関連タグ

東武鉄道 りょうもう しもつけ 春日部しあ

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