概要
『勇者ヨシヒコシリーズ』の第2シーズン。前作『勇者ヨシヒコと魔王の城』の続編で、2012年10月から12月まで、同局系列で放送された。全11話。
キャッチコピーは「鍵を握るのは、俺たちなんだよ。」。
引き続き、「予算の少ない冒険活劇」というキャッチコピーを押し出し、前作同様、意識的にチープなセットやハリボテのモンスターを相手に、おなじみのメンバーがコメディタッチの活劇を繰り広げる。
ロケ地の大半は山形県・庄内映画村で、夏場の約1ヶ月で集中的に撮ったが、今回は沖縄ロケも敢行している。
シリーズ全体の概要は「勇者ヨシヒコシリーズ」の記事を参照。
あらすじ
前作でヨシヒコ一行が魔王を倒してから100年後。何者かによって魔物の封印が解かれ、世の中は再び魔物が跋扈するようになっていた。
救いを求める人々の声を聞き届けた仏は、ヨシヒコ達を復活させるも、セーブを忘れていたため、レベル0で復活してしまう。
とにもかくにもヨシヒコ達は、魔物を封印すべく旅に出るのだった。
主要登場人物
魔王から世界を救う使命を帯びた勇者。
すでに天寿を全うして葬られていたが、仏によって復活。魔物を封印する「悪霊の鍵」を探して各地を旅する。
小学校低学年レベルの漢字すら「知らん」と言い切るなど、前作に比べてバカ度が上がった。
暑苦しい中年の戦士。
メレブの魔法で弱々しい犬の声にされたり、過去の恋愛にトラウマを持っているらしい事が判明するなど、情けない面が目立つ。
「素人の女」改め「村の娘」。
今回はいつも左肩に乗せている黄色い鳥が飾りではなかった事が判明。中盤では魔法使いに転職し、パルプンテを覚える。
変なホクロの金髪、もとい魔法使い。
前作最終話でパーティー解散後、牛に轢かれて事故死したため、仏によって復活した時は一人だけ若いままだった。
器の小さい仏。最近はなめこを育てるゲームに夢中らしい。
相変わらずその姿はヨシヒコにだけ見えず、今回は金環日食グラスを使って意思疎通を行う。
ヨシヒコの妹。
兄の力になるべく様々な武術を習得して旅に同行しようとするも、毎回何者かに当て身を食らって連れ去られる。
魔物を率いて地上を支配しようと企む魔王。強力な魔法と幻覚を見せる能力でヨシヒコ一行を苦しめる。
倒すためには、光の神が持つ「光のオーブ」が必要だと言うが……。
主題歌
オープニングテーマ
「From Noon Till Dawn(feat.TabuZombie&KunikazuTanaka)」
歌:ストレイテナー
作詞・作曲・編曲:ホリエアツシ
エンディングテーマ
「どこへも行かないよ」
歌:moumoon
作詞:YUKA / 作曲:K.MASAKI
スタッフ
脚本・監督:福田雄一
助監督:窪田祐介
ブレーン:酒井健作、大平尚志、向田邦彦
音楽:瀬川英史
モンスター造形:ブラボーカンパニー
衣装デザイン:澤田石和寛
オープニングタイトル:本郷伸明
エンディングタイトル:及川勝仁
音響効果:荒川望
CG:石澤智郁、中口岳樹、照屋拓己
アニメーション:加藤和博
スタントコーディネーター:田渕景也
チーフプロデューサー:岡部紳二(テレビ東京)
プロデューサー:浅野太(テレビ東京)、武藤大司、手塚公一、松本彩夏
アソシエイトプロデューサー:マツムラケンゾー
アシスタントプロデューサー:小松幸敏(テレビ東京)、本間隆平、河瀬知
ラインプロデューサー:原田耕治
ポスプロプロデューサー:中村滋利
制作:テレビ東京、電通
制作協力:イースト・エンタテインメント、スクウェア・エニックス
製作・著作:「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」製作委員会