ネズコンドル
ねずこんどる
仮面ライダーに登場するネズミとコンドルの能力を持つ改造人間の名称。
概要
ネズミとコンドルの能力を併せ持つゲルショッカーの合成怪人の1人。
カナリコブラのサポートと、彼が倒れた後は展開していた『ペット作戦』を引き継ぎ、より改良を加えた『第2次ペット作戦』の遂行を使命としている。鳴き声は「チュー、チューッ‼」
普段は収納されている翼を使って空を縦横無尽に飛び回る事ができるほか、腕に仕込まれた三日月状の爪の刃で敵を切りさく。また、ハツカネズミに擬態する能力を持っており、保菌しているゲルショッカーが開発した生物兵器である新型ペスト菌をばら撒き、次々に感染者を増やして東京を死の町にするべく暗躍する。
なお、感染者は『ペット人間』と呼ばれる牙が生えた不気味な姿となり、人々に襲いかかり次々に感染者をねずみ算式に増やして行くという恐るべきものである。
ただし、個人の戦闘能力は低いらしく、新1号との初戦では全く太刀打ちできないまま撤退を余儀なくしている。そのため、この事態を受けたブラック将軍は、怪人にコンドルの要素を上乗せし、人間の目を刳り抜ける強力な嘴とより強力な新型細菌を植え付ける強化改造を施すことにより、戦闘能力を大幅にアップさせ、ライダーを失明寸前に追い詰める程の戦闘能力を兼ね備えることとなった。
しかし最後は、失明覚悟で戦いを挑んできた新1号の放った『ライダー月面キック』を受け敗れ去った。
余談
強化前の姿を書籍によってはネズコンドル1号(下記イラスト)、強化改造後をネズコンドル2号(改造ネズコンドル、メイン画像の姿)という名称で紹介している物がある。