概要
CV:速水奨
マース・ヒューズの後任であり軍法会議所に勤務していた。
軍にとって有益ならばその是非を問わないという考えを持っており、合成獣化したショウ・タッカーや、グリードの下に匿われていたゾルフ・J・キンブリーを軍へ復帰させるなど大胆な人事を実行した。
性格は表向きは柔和で紳士的だが、その実エリート意識の塊で嫉妬深く、何かと持て囃されるロイ・マスタング大佐に対抗心を燃やしていた。しかしデスクワーク上がりのため実戦経験が浅く、緊急時の対応に弱かったり、戦況が読めない三流指揮官だったりと、わりとヘタレな部分が目立つ。
リオール突入の際、傷の男の町全体に仕組まれた錬成に巻き込まれて左半身を失ったが、セントラルでの戦いにて失った半身を機械鎧で補いサイボーグのような姿で復活(※)。手術と強力な身体を得たためかの反動か、全体的に後年に登場したとある某柑橘系軍人を思わせるハイテンションでちぐはぐな言動が目立った。
ブラッドレイ大総統ことプライドを倒し終えて疲労したマスタング大佐を撃った後、リザ・ホークアイ中尉に撃たれ死亡した。
DVD特典の4コマ漫画では肉フェスタなるもので、アームストロング少佐、シグ、メイスンが肉体を披露している中、なぜかアーチャーも加わり、服を3人から脱がされていた。
ちなみにアーチャーは筋肉質でなく痩せ型であった。
国家錬金術師VSホムンクルスではオリジナル設定でマスタング組とは反骨していたが機械鎧姿のまま協力していた。
※ 本来、機械鎧を装着した後、自由に運動が出来るようになるまでには、数年にもわたる長く厳しいリハビリが必要である(エドが右腕・左足を機械鎧化した際には、一年間もの『血反吐を吐く』ような特訓を行った)。しかしながら、劇中での時系列上、彼が半身を失くすという瀕死の重傷を負いながら、この姿で現れるまでにそれほどの時間が経っているとは考えられない。これについて一部のファンは、彼は肉体を機械鎧化したのではなく、むしろスライサー兄弟やバリー・ザ・チョッパーのように、魂をサイボーグの体に定着させたのではないかと考察している。