略歴
日本の女優。
2011年、第7回東宝「シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞し、東宝芸能所属となる(同オーディションのグランプリは実妹の上白石萌歌が受賞している)。
2014年、周防正行監督の映画『舞妓はレディ』の主演に抜擢され、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
2016年公開の劇場版『ちはやふる』では大江奏役を演じている。
同年公開の新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』では、声優としてヒロイン・宮水三葉役を好演、同作の大ヒットにより大きく知名度を上げることになった。
以降は、様々な舞台・ドラマに出演しているほか、独特のソフトで優しげな声質を生かしてナレーターも務めるようになるなど、活動の場を広げている。
女優業と並行して、2015年からは歌手活動も行っており、2016年には映画の主題歌・挿入歌を集めたカバーミニアルバム「chouchou」をリリースして歌手デビューを果たした(ちなみに、このアルバムには『君の名は。』のエンディング主題歌である「なんでもないや」も収録されている)。
2016年10月14日には、ミュージックステーションへの出演も果たし、上記の「なんでもないや」を歌唱している。
なお、歌唱力に関しては、『舞妓はレディ』の監督を務めた周防正行から「平成のオードリー・ヘップバーン」と称されるなど、兼ねてより業界では高い評価を得ていた。
主な出演作
ドラマ
ホクサイと飯さえあれば(MBS・TBS系列) - 主演・山田文子 役
映画
実写
舞妓はレディ - 主演・西郷春子 役
アニメ
おおかみこどもの雨と雪 - 毛野 役
余談
- HKT48の宮脇咲良は、小学校時代に同じ鹿児島のミュージカルスクールに通った間柄。『2016 FNS歌謡祭』の会場で思いがけず再会を果たした際には2人ともとても喜んだとのこと。また、宮脇は自身のツイッター上に、『君の名は。』の聖地巡礼をした時の様子の写真をアップロードしており、「色んな映画に出演していて、本当に凄いなぁ。。」と綴っている。