ドクトル・ホグバック
どくとるほぐばっく
CV:岩崎ひろし
概要
スリラーバーク四怪人の一人で、元王下七武海海賊ゲッコー・モリアの傘下。天才的な手術の腕を持っており、数々の奇跡を起こした名医として世に知れ渡っている。笑い方は「フォスフォス」。
スリラーバークに無数に存在するゾンビ達はこのホグバックの医療技術によって修復及び強化された死体にモリアが他者から切り取った影を入れることで作られている。
人物
世間の名医の評判とは正反対の金の亡者であり数々の功績も全ては金のための事であった。そのため医者としての倫理観も欠如しており、医者としての腕はあるが品格は人間としても最低レベルの人物である。ただし、普段の生活では使用人で自分が作り出したゾンビでもあるビクトリア・シンドリーに振り回されており、ギャグ要因の要素も持っている。傲慢な性格ながらモリアの能力を「奇跡的な能力」と評しており、モリアへの忠誠心が特に高い人物でもある。
活躍
スリラーバークではモリアから自分達やブルックの影を取り返そうとする麦わらの一味に立ちはだかり、使用人のシンドリーに命令を出して一味の一部(チョッパー、ロビン)を倒そうとしたが、チョッパーの説得によりシンドリーの思考が一時的に鈍りホグバックの命令を聞かなくなった時、島内を彷徨っていたオーズに踏み潰され戦線離脱した。
戦いが終結して一味が去った後、サンジに倒されたアブサロムと合流してルフィとの戦いに敗れた意識を失っていたモリアをスリラーバークから連れ出して治療し、モリアを頂上決戦参戦にこぎつけた。
モデル
キャラクターのモデルは、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太であると言われている。
山里氏は、過去にONEPIECEの映画を宣伝する企画で作者の尾田栄一郎と知り合って以来、彼との交友関係があり、スリラーバーク編が始まる以前、「今度南海キャンディーズっぽいキャラが出てくるけどいい?」と打診され、了承したという。また、生前は女優であったシンドリーのモデルは、同じく女優としても活動を行っている山里の相方・しずちゃんこと山崎静代である。
突拍子もない発言や行動を淡々と繰り出すシンドリーと、それに慌てふためきながら突っ込みを入れるというホグバックのやり取りは、確かに南海キャンディースのネタを彷彿とさせる。