ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

豪農の編集履歴

2017-01-07 00:31:48 バージョン

豪農

ごうのう

豪農とは、土地(資産)を多く所有している農家のこと。

概要

土地を数多く所有していて、それ故にある程度の強い権限を持っている裕福農民富裕農家)のこと。(大)地主とも。

彼らは大勢の作業員(小作人)や使用人を抱え、利益を積み上げていった。


実は日本において、武士の元々は下級貴族で、が無ければ荘園)で野良仕事もしていたりしたので、徳川家康江戸開発に際しては多くの家臣が農機具を手にして作業に従事していたこともあった。


中世では地侍(土豪)、野伏農民もみな武装しており、明確な区別はされなかった。

しかし、後に戦国時代末期から桃山時代にかけて、中央国政を管掌するにあたり、身分を明確に区別させる分離政策である『兵農分離』が行われ、公僕/官僚たる武士と食糧生産を担う農民が明確化された。


また、荘園を所持していた神社公家江戸時代には権限を弱められたり、領域を狭められたりしたこともあって、嘗てのような勢力は望めなくなっていた。


それは明治維新後も大した変化は見られなかったが戦後の農地改革や特別資産税の課税で多くの豪農が没落していった。


現在は農業法人という形で企業化した豪農が復活しようとしている。


関連タグ

領主 富豪 豪商 財閥 金持ち

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました