概要
海部駅(徳島県海陽町)～甲浦駅(高知県東洋町)間8.5kmの阿佐東線を営業している、第三セクター鉄道会社。一部の列車がJR四国牟岐線へ直通運転を行っている。
終点、甲浦駅では室戸方面への延伸を考慮して高架橋が途切れる形で終わっているが、延伸の見通しはない。日本全国のJR線以外の路線のなかでは利用者が非常に少なく大赤字である。
全線単線非電化で、車両(気動車)は、1992年3月26日の開業からASA101号、ASA201号を使用してきたが、2008年に事故でASA201号が廃車になり、代わりに廃線となった高千穂鉄道からASA301号が2009年に入線した。しかも無償譲渡である。
近年は線路と道路両方走行可能なバス「DMV」の実用化に向けて、当路線でDMVの国内初の営業運転を行う計画があり、甲浦駅から室戸岬方面へ道路区間を走行させる予定である。阿佐東線の活性化につながるだろうか。
関連動画
「迷列車で行こう徳島3 天国（廃線鉄道）から来た救世主」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9811022
このあと、ASA301号は2010年にラッピング車両になっている。
