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RSウイルスの編集履歴

2017-01-26 22:50:18 バージョン

RSウイルス

ああるえすういるす

ウイルスの一種。大人や5歳以上の子供の場合、感染しても単なる風邪程度で済むことが多いが、3歳未満の乳幼児が感染すると気管支炎や肺炎を起こして重症化することもあり、特に1歳未満の死亡率はインフルエンザよりも高いと言われている。

概要

主にくしゃみなどを介して感染し、感染症を引き起こすウイルスの一種。

世界中に分布し、1歳までに半数以上、2歳までにほぼ100%の人が初感染するとされる。しかし、RSウイルスは他のウイルスと違って免疫がほとんどできないため、何度でも感染することがある。

大人や5歳以上の子供では感染しても鼻水発熱など普通の風邪症状だけで済むことが多いが、3歳未満、特に1歳未満の赤ちゃんに感染すると気管支炎肺炎など重い合併症を起こすことがある。

主にからにかけて流行する。


症状

発熱鼻水くしゃみなど、風邪に似た症状が現れる。多くの場合、2~3日で自然に治る。

しかし、初めて感染した赤ちゃんのうちの3割はが激しくなったり、呼吸が苦しくなるなど、重症になることがある。特に1歳未満の場合、肺炎気管支炎などの合併症を起こして死亡することもある。ちなみに、1歳未満の致死率はインフルエンザよりも高いと言われている。

また、赤ちゃんの他に高齢者老人)も重症化することがあるので注意が必要である。


治療方法

RSウイルスをやっつけるは存在しないので、症状を和らげるくらいしかない。


予防方法

RSウイルス感染症を予防するためのワクチンは現在開発中ではあるが、また完成していない。

保護者)や兄弟姉妹保育士など、赤ちゃんに接する機会の多い人は日頃から石鹸をよく洗う癖をつけておこう。

赤ちゃんが遊ぶおもちゃは定期的にアルコール消毒をしておくこと。

また、大人にとっては大したことのないウイルスでも、赤ちゃんにとっては危険なこともあるということを覚えておこう。


関連タグ

  • ロタウイルス : 赤ちゃんに激しい下痢胃腸炎を引き起こすウイルス。RSウイルス同様、赤ちゃんにとっては危険なウイルス。
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