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鉛筆の編集履歴

2011-02-08 13:58:34 バージョン

鉛筆

鉛筆で描かれたイラストに付けられるタグ

タグではなくツール一覧から指定することも可能。

鉛筆以外の道具を用いて描かれたイラストもあるが、やはり鉛筆を使っているので手書きスキャンのものが多い。

 鉛筆(えんぴつ)とは筆記具・文房具の一種であり、顔料を細長く固めた芯(鉛筆芯)を軸(鉛筆軸)ではさんで持ち易くしたものである。

 主に紙に筆記するために使われる。鉛筆の片側の末端部分を削って露出させた芯を紙に滑らせると、紙との摩擦で芯が細かい粒子になり、紙に顔料の軌跡を残すことで筆記される。顔料には木炭が使われているものもあり、これは「チャコールペンシル」と称され画材に使われている。

硬度表記

 現在ではJISが芯の硬さの種類を表す記号を定めており、軟らかい方から順に6B, 5B, 4B, 3B, 2B, B, HB, F, H, 2H, 3H, 4H, 5H, 6H, 7H, 8H, 9Hの17種類が存在する。

 2008年10月1日、三菱鉛筆が全国で7B - 10B, 10Hの鉛筆を販売開始した[1]。同社によれば、2008年5月現在で世界最多となる全22硬度の鉛筆を製造販売している。

 また、これ以前から主に埼玉県限定で、8B、10Bの鉛筆を製造販売していた。これは埼玉県内で特に盛んな、鉛筆で美しい文字を書く目的の硬筆書写といわれているもの専用に開発したもの。


使い分け

 Bは柔らかいための目が出やすく、芯が減りやすく、黒の発色が強い。消しゴムねりけしなどで消えやすいため、デッサンでは描き始めに3B - 4Bを用いることが多い。また、軽い力でも濃い線を引けるため、児童の書き方鉛筆にはB - 4Bがよく用いられる。

 Hは硬いため紙の目がつぶれやすく、芯が減りにくく、黒の発色は弱い。消えたりにじんだりしにくいため、製図には一般的に2H以上の硬い鉛筆が用いられる。デッサンでは主に紙の目を出したくないときなどに用いられる。

 一般事務ではHB - 2Bが好まれる。また、マークシートを読み取るOCR装置やOMR装置は赤外線の反射率を識別に用いているため、赤外線を良く吸収する炭素を他の筆記具よりも多く含むこと、その炭素含有量を硬度で指定できることなどから、マークシート記入には鉛筆が適しており、マークシートへの記入筆記具として硬度とともに鉛筆が指定される。硬度はHB以上の柔らかさを指定されることが多く、マークシート記入用の鉛筆も市販されている。

 なお、マークシートが使われている大学入試センター試験では、H, F, HBの黒鉛筆の使用が指定されている。

 その他、塗膜の硬度試験にもJIS規格として鉛筆が指定されており、塗装硬度の評価は鉛筆の芯の硬さである6B - 6Hで評価される。

 測定方法として鉛筆を塗装面に押し付ける角度や強さ、先端の削り方などが詳細に規定されている (JIS K5600-5-4 (ISO/DIN 15184) ) 。



関連タグ

えんぴつ エンピツ

アナログ 白黒 モノクロ

デッサン 鉛筆画

色鉛筆 シャーペン ロケット鉛筆

文房具 鉛筆削り

鉛筆の本気 黒鉛の魔術師

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