概要
鉛筆削り(えんぴつ けずり)には、2つの語義がある。
刃物
近代以降、鉛筆を削る道具として一般的に使われてきたのは、ナイフの類いであった。
日本では小刀の一種である「肥後守」が長らく使われてきており、現在でも愛用者はいるらしい。ただ、カッターナイフが登場して以降は、完全に取って代わられた感が強い。
鉛筆削器
携帯用
持ち歩ける小型。台座に刃を取り付けただけのシンプルな構造のものは、「ドィツ削器」「ドィツ削り」と呼ばれている。これにカバーを付けて一体化させたものも同じ名前で呼ばれ、ときに「ドーム型」などと構造名が付け加えられている。
据置用手動式
カバーのある携帯用からの発展型と言える形態のものも開発されている。ドイツ削りに比べて構造が複雑で、携帯性は低い。なお、この設計思想で開発された電動式(乾電池駆動式)も存在する。
2例目は、トップ絵がシャープペンシルではあるものの、6枚目と7枚目で鉛筆削器がリアルに描かれている。
据置用電動式
関連イラスト
前出の節で例示したイラストは、本来使いと大きく乖離しない描写を選んでいるが、本節で例示するイラストは、正反対に、想像の翼を大きく広げた作品を選んでいる。