人間よりもずっと背が小さく、酒と食事と煙草と歌を好む陽気な種族。
丘の斜面に穴を掘って家を作るさまはウサギに例えられることも。
足の裏が剛毛で覆われており、外を出歩くときも常に裸足で靴が要らないほど。
基本的にはあまり遠出はしないタチなのだが、冒険を好む『変わり者』もいる。またそうした冒険に際しては、他種族(それがエルフやマイアのような半神的存在であっても!)を遥かに凌ぐ精神的な頑健さを見せることもあり、サウロンの指輪の誘惑にも非常に長く抗することができた。
各種ファンタジー・ゲームに登場する際にも、こうした性質を鑑みてか非常に強固な精神力と魔法への抵抗力を持っていることが多い。
ただし版権の都合なのか、ハーフリングやグラスランナーなどと名前を変えていることがほとんど。
またファンタジー・ゲームに登場する場合、ホビット本来の温厚さやある種の怠惰さは鳴りを潜め、トリックスター的な性質を帯びていることが多い。
映画「ホビット 思いがけない冒険」については邦題「ホビットの冒険」を参照。
有名なホビット
- ビルボ・バギンズ(「ホビットの冒険」主人公)
- フロド・バギンズ(「指輪物語」主人公)
- サムワイズ・ギャムジー(サム)
- ペレグリン・トゥック(ピピン)
- メリアドク・ブランディバック(メリー)